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- 鹿島綾乃 一柳亜矢子 坂下恵理
気象情報を伝えた。
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- 大阪府
熊本城の南東にある十四間櫓など国の重要文化財に指定されている5つの櫓は熊本地震で被害が相次ぎ解体・復旧工事が進められている。壁に塗る土の作成は今年2月から始まり、土の強度を高める作業がきょう始まり公開された。練返しと言われる作業で粘土質の土に水と稲わらを加えたものに更に稲わらを加えて重機で練り混ぜていく。今後、練返しをさらに2回行い、壁土の強度を増し見た目も向上させる。来年12月までに壁土を完成させる予定。
熊本市交通局が今月公表した速報値によると昨年度に熊本市電を利用した人の数は約982万2000人だった。これは前の年度から26万6000人、2.6%減り、新型コロナの感染拡大で利用者数が大きく減った2020年度以来、4年ぶりの減少となった。これに伴い運賃収入も14億9400万円あまりと前の年から1550万円あまり減少した。利用者減少の要因について熊本市交通局は相次ぐトラブルや事故のほか運転士不足で昨年度から減便したことが影響していると見ている。熊本市交通局は市電再生タスク・フォースを発足させていて利用者数の回復に向けた取り組みも検討するとしている。
商品のコシヒカリをめぐって中学生以下のチームが争うサッカー大会が昨日まで岐阜県飛騨市で開かれた。大会は14歳以下でつくる東海・北陸地域のチームを対象に毎年開かていて今年は16チームの約380人が参加した。大会では飛騨地方の食の体験も目的にしていてお昼休みには地元のコメを炊いた弁当やみたらし団子が振る舞われた。優勝した名古屋市のチームには飛騨産のコシヒカリ60キロなどが贈られた。
熊野市にある梅干しの加工所では今梅を漬け込む作業が行われている。作業では梅の実を水で洗い、傷のあるものを取り除いたあと実と焼酎と塩を少しずつ樽に入れていく。この作業を樽がいっぱいになるまで何度も繰り返し最後に上から重しを乗せて1か月~2か月ほど漬け込むとのこと。JAによると今年は2月の梅の開花時期に気温が低く受粉が上手くいかなかったため梅の実の収穫量が例年の半分ほどの見通し。漬け込んだ梅の実は来月下旬から天日干しを行い、しそで色付けしたあと秋には梅干しが出来上がる。
イオン佐賀大和店では5キロ税込み2100円余りの令和4年産の備蓄米1400袋が店頭に並べられた。県内でも複数の店舗で備蓄米の販売がはじまっているが今後流通が拡大し本格的な値下がりに繋がるかが焦点となっている。
佐賀県が新たに開発した米の品種「ひなたまる」の苗作りが進められている。ひなたまるは佐賀県の農業試験研究センターで品種の交配を繰り返し、10年余りかけて開発された新たな米の品種。県内では今年度1400haで栽培されることになっていて、このうち白石町では米農家の川崎晴喜さんが12cmほどに育った苗に水をあげたり手入れをしたりして苗作りを進めていた。県内の米作りでは3番目に多く生産されているヒノヒカリが夏の猛暑の影響で品質が低下し収穫量も落ち込んでいたが、県によるとひなたまるはヒノヒカリよりも暑さに強く品質が保てる他、収穫量も2割ほど増える見込みだという。県などによると、ひなたまるは今月20日頃から田植えが始まり、10月上旬頃に収穫される予定で、今年度の収穫量は7000トン以上を見込んでいるという。
海外赴任中に亡くなった人の遺族が過労死・過労自殺を防ごうという声を上げ始めている。日本の会社の社員であっても海外の支店で働いている場合には日本の労働法制が原則適用されないという。上田直美さんはタイに赴任していた息子・優貴さんを4年前に亡くした。優貴さんはゴミ焼却の発電施設を建設するプロジェクトのメンバーに選ばれたという。優貴さんは慣れない環境で上司からの厳しい叱責等も受ける中、ポジティブ日記をつけ始めた。しかし日記には次第に辛く苦しい思いが記されるようになったという。そして優貴さんは自ら命を絶った。労働基準監督署は優貴さんの死を労災と認めている。上田さんはこの春、同じように海外で働いていた家族を亡くした遺族や過労死の問題に詳しい弁護士と、海外赴任中の過労死・過労自殺を防ぐための連絡会を立ち上げた。
南海トラフ巨大地震の想定震源域のうち、これまで空白域とされていた高知~宮崎にかけての沖合で観測網「N-net」の整備が完了した。防災科学技術研究所が高知・室戸岬沖から宮崎県沖の日向灘にかけての海底の36か所に地震計や津波計を整備した上で海底ケーブルでつないで完成させた。一昨日は観測データを受信する串間市の施設が関係者に公開された。研究所によると、今後は観測網周辺で地震が起きた場合、地震の揺れを最大約20秒、津波の発生を最大約20分従来より早く検知できるようになるという。緊急地震速報や津波警報などの発表に活用され、被害軽減に役立てられることが期待されている。
日南市酒谷地区にある「坂元棚田」では地元の保存会が年間3万5000円の会費で”棚田オーナー”を募り、田植えから収穫までの米作りを体験できるようにしている。オーナーは県内外に25組いるが、このうち10組20人余が昨日棚田を訪れて田植えを行った。10月には収穫が行われ、オーナーには精米した30~35kgの新米がそれぞれ送られる。
三次市で夏の風物詩として親しまれている伝統の鵜飼いの体験会が開かれた。腰蓑などを身に着け、鵜匠と一緒に舟に乗り込み、縄を操るというもの。また遊覧船に乗り込み「船頭」体験も行っていた。
天理市にある道の駅には貝ボタン技術を使ったアクセサリーが販売されている。作っているのは彫刻職人の南本さんでボタンを彫る機械を自分で改良し貝を使ったアクセサリーを作っている。実家が営む貝ボタンメーカーで25年間技術を磨きボタンの枠を超えた作品を生み出したいと43歳の時に独立した。南本さんは親戚が経営する貝ボタンメーカーから仕入れている。デザインは長年使ってきたコンピューターで作成。
アメリカ軍三沢基地がある三沢市で市民にアメリカの文化に親しんでもらうイベント「アメリカンデー」が行われた。このイベントは日米の交流を深めようと三沢市の国際交流団体や米軍三沢基地などが毎年この時期に開催している。基地前の大通りで行われたパレードではハーレーダビッドソン130台が行進した。メインゲート近くではホットドックやハンバーガーなどを販売する25屋台が立ち並び、近くではアメリカ空軍のロックバントが演奏を行っていた。
山形県酒田港でスルメイカ漁の船団の出港式が行われた。スルメイカの水揚げが盛んな酒田港で毎年行われていたが去年は能登半島地震で乗組員が被災したことから中止となり今年は2年ぶりの開催となった。おとといの式では漁船3隻の乗組員やその家族など約1000人が集まった。船団で水揚げされるスルメイカは船内の冷凍設備で急速冷凍するため鮮度が高く、船凍イカとしてブランド化されているが近年不漁が続き酒田市によると昨年度の水揚げは131トンでピーク時の10分の1ほどにとどまっているということ。このあと乗組員は家族などから激励を受け船に乗り込み別れを惜しんだ。船団は能登半島沖で漁をしたあと長崎県対馬付近までことしいっぱい漁を続ける予定。
太平洋戦争中乗っていた船がアメリカ軍の攻撃を受けて沈没し命を落とした人たちを追悼する沖縄県若狭にある海鳴りの像で今月23日の慰霊祭を前に若い世代の人たちが遺族とともに清掃を行った。海鳴りの像は沖縄近海や旧南洋群島周辺などで撃沈した船25隻に乗っていた沖縄出身の犠牲者を悼むために建てられた。今年は全日本海員組合沖縄支部の4人が初めて参加した。太平洋戦争中に撃沈された船をめぐっては今月5隻の船の被害が新たに確認されるなどいまも被害の実態解明に向け調査が行われている。
福岡アジア文化賞は福岡市などがアジアの学術・芸術などに貢献した人に贈る賞で35回目を迎えた今年は琉球大学名誉教授の高良倉吉さんが選ばれた。高良さんは伊是名村出身の77歳で琉球王国の歴史の研究を続け現在は2019年に焼失した首里城正殿の再建に向けた国の技術検討委員会の委員長を務める。福岡アジア文化賞委員会は大賞を贈る理由として首里城正殿の復元事業に歴史の視点から多大な貢献をしてきたことを挙げ「琉球私学を現代における実践の場へと広げてきた」としている。宝さんは「特に首里城復元という課題に向き合い多くの専門家と仕事をしてきた。今回の受賞は私にとって最高の激励だと受け止めている」とした。
富山県では県内全ての河川できょう釣りによるアユ漁が解禁された。富山市の神通川の有沢橋付近では午前8時半頃10人の釣り人が解禁初日の釣りを楽しんだ。富山漁業協同組合によるとことしは例年よりもアユの成育がよく、組合が解禁前に行った試し釣りでは平均で15.5cmのアユが釣れたということ。
本格的な夏山シーズンを前に立山町にある国立登山研修所で富山市の消防隊員が県警の山岳警備隊と合同で山岳救助訓練を行った。富山市の大山消防署が、登山客が増える夏山シーズンを前に県警の山岳警備隊と救助作業の連携を確認しようと、毎年この時期に合同で行っているもので、今日は立山町にある国立登山研修所にあわせて20人が集まった。訓練は、17メートルほどの高さがある急な岩場を再現した屋外の施設で行われ、消防隊員は山岳警備隊の指導を受けながら、崖を安全におりる方法を教わった。山岳警備隊によると富山県内で去年発生した山岳遭難事故は127件で、このうちおよそ半分の65件が、7月から8月の2か月間のいわゆる夏山シーズン中に起きたという。このため警察は、無理のない登山計画を立てることや、入山届を提出し家族や知人に行き先を伝えること、水分補給をすることなどを呼びかけている。
広島県世羅町でカモミールの花が見頃を迎えている。「香山ラベンダーの丘」には、ジャーマンカモミールが植えられていている。花は摘み取ることができる。花からはりんごのような甘い香りがする。
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- りんごジャーマンカモミール世羅町(広島)
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