「海床ロボット」と名付けられた3メートル四方の小型の船。大きな船が通れない堀や河川などで遊覧船や「動く水上レストラン」としての活用を目指している。大阪城公園で行われた実証実験では船のまわりに水上ドローンが浮かべられ、カメラ障害物や水深などを検知し、そのデータをもとに陸上から遠隔でロボットを適切に操縦できるかを検証する。大阪の大手ゼネコンや大学の研究室などのプロジェクトチームは10月に大阪・関西万博会場で試験運航を予定しているほか、来年度には実用化する計画。将来的には水上ドローンに蓄積のデータをロボットへ送信し自動操縦での運航を目指したいとしている。プロジェクトチームのメンバーの竹中工務店・高浜洋平は「今回の実証実験でまわりの環境を把握しより安全運航の精度を高める」と話す。
住所: 大阪府大阪市中央区本町4-1-13
URL: http://www.takenaka.co.jp/
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