香港航空の定期便は新型コロナウイルスの影響で一時運休していたが、去年3月に4年ぶりに運航が再開し、毎週月曜日、水曜日、金曜日、日曜日の4往復運航している。しかし、「ことし夏に日本で大災害が起きる」と根拠のない「うわさ」が香港で広がるなか、香港航空は7月と8月の定期便全便の欠航を決めていたが、さらに延長してことし10月まで欠航することがわかった。香港航空によると、アメリカのトランプ政権による関税措置など国際情勢を受けた国内路線強化のための機材繰りや需要の落ち込みなどが理由だという。そのうえで香港航空は「ことし11月以降は再開したい」としている。鹿児島県は「観光など影響の長期化を懸念している。引き続き航空会社と連絡を取り再開に向け準備を整えたい」とコメントしている。