夏の厳しい暑さに対応するため鳥取県警は今月から交番や駐在所の中では帽子を脱いで勤務できる運用を始めている。ことし4月に警察庁が警察官の服装に関する規則を改正したことに伴い、全国の警察で順次導入が進められている。鳥取県内でも交番と駐在所の合わせて102か所で導入され、室内に限り帽子を脱いで勤務できるようになった。JR鳥取駅前にある交番では警察官が帽子を脱いで書類を作成していた。鳥取警察署鳥取駅前交番・太田健悟巡査部長は「帽子をかぶっていなくても対処や話す内容は変わらないので安心してもらえたら」と話す。鳥取県警は去年から街頭活動でのサングラスの着用も認めていて、今後は制服にポロシャツの導入も検討している。鳥取県警察本部警務課は「違和感をもつかもしれないが熱中症対策の一環として理解してほしい。夏場でも健康かつ安全に働くことができる環境を整備していきたい」とコメントしている。
住所: 鳥取県鳥取市東品治町111-1