離島の命を守る「救急艇」を紹介。「救急艇 せとのあかり」は、診療所がなくドクターヘリも行けない出島や小島などに出動しており、消防隊員が乗り込んでいる。地元の消防団などと協力して患者を収容しており、先月まで開かれていた「瀬戸芸春会期」でも観光客3人を搬送した。救急艇の運用が始まる14年前まで、患者は漁船で高松港に運ばれていたが、救急艇の導入で島民の安心感は増したという。救急艇は、安全でスムーズな出動のため、毎日細かく点検が行われ、多くの隊員で連携し見落としを防いでいる。今後も、救急艇 せとのあかりは安全な航行に努めていきたいとしている。