「流域治水」とは、土砂災害を回避するための「治水」に、国や自治体だけでなく川周辺の企業や住民も協力し、流域全体で水災害対策を行うというもの。「流域治水」に用いる対策は、大きく分けて3つある。1つ目は「氾濫をできるだけ防ぎ減らす」。ダムの建設や活用、田んぼに水をためるなど。2つ目は「被害対象を減少させる」。氾濫域にある住宅や施設を水害リスクが低い地域へ移転させるなど。3つ目は「被害の軽減、早期復旧復興」。排水門などの整備といった排水強化など。
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