- 出演者
- 田代杏子 高瀬耕造 坂下恵理
オープニングの挨拶をした。
来年で没後50年となる青森市出身の世界的な版画家・棟方志功がおよそ60年前に芸術のあり方や宗教観などについて語った音声が記録された未公開のテープ5本が新たに見つかった。棟方志功は明治36年、青森市に生まれ、53歳のときに国際美術展「ヴェネチアビエンナーレ」で日本人で初めて国際版画大賞を受賞するなど、その独特の作風が国内外で高い評価を受けたが昭和50年に72歳で亡くなった。棟方の作品を収めた青森市の「棟方志功記念館」はことし3月に閉館したが、資料を移す際、棟方の音声を記録したテープ5本、合わせておよそ5時間半分が新たに見つかった。最も古いものは昭和35年ごろのものとみられる。
自分が生まれた年の干支を守り神とする津軽地方の風習「津軽一代様」にちなんだ津軽凧の制作が弘前市の工房で行われている。年の瀬を迎え弘前市の観光施設「津軽藩ねぷた村」の工房では、県の伝統工芸士・溝江由樹さんが津軽一代様にちなんだ津軽凧の制作を進めている。この津軽凧は来年1月末までに100枚制作され、津軽藩ねぷた村と都内にある青森県のアンテナショップで販売される。
飯田市に建設が予定されているリニア中央新幹線の新駅をめぐり、県はきのう、地元の企業や市町村の担当者ら100人以上を招いた大規模な意見交換会を初めて開き、産学官の関係者が連携して駅を中心としたまちづくりを進めることを確認した。飯田市には、県内唯一となるリニア中央新幹線の新駅が建設される予定。しかし、リニア中央新幹線の開業が遅れるなか、駅周辺の整備と活性化をどのように進めるかが課題となっている。意見交換会では国土交通省の担当者が講演し、「自動運転技術の導入など駅を中心に交通網を発達させたり企業の誘致を進めたりして、地方と都市の2拠点で生活する人を呼び込むべきだ」などと提言した。続いて、懇親会「リニアNAGANOサロン」が開かれ、長野県の阿部知事や関係者が、リニア駅周辺のまちづくりに連携を強化して取り組むことを確認した。
ホタテの特産地、北見市常呂町では贈答品として人気があるホタテの「燻油漬」の製造が最盛期を迎えている。北見市常呂町の水産加工会社での作業の様子を紹介。年末年始の帰省のお土産やお歳暮の贈答品などとして人気があり、会社では生産量を3倍に増やし、1日400キロから500キロのホタテを加工しているという。ホタテの「燻油漬」は道内各地のデパートや空港のほか、インターネットでも販売されているという。
国の特別天然記念物「阿寒湖のマリモ」の保全に関する有識者会議が開かれ、マリモの生育に影響があるとされる水草の除去を進める方針が確認された。有識者会議には釧路市の担当者や専門家などが参加した。釧路市教育委員会マリモ研究室・尾山洋一次長が、ことし5月と8月に行った調査で、湖の北側のチュウルイ湾で採集したマリモ900個のうちおよそ57%が破損していたことや、水草が生い茂ったことで栄養分が多く含まれた冷たい川の水が、マリモの生育地に届きにくくなっている可能性を指摘した。釧路市世界自然遺産推進室・若菜勇推進員は、大きい球状のマリモの群れが減少していることから、生育に影響があるとされる水草を来年の6月に取り除く対策を提案した。
十勝の広尾町の認定こども園ではきょう、子どもたちが火の用心の願いを込めてもちつきをした。このもちつきは空気が乾燥し火事が起きやすくなるこの時期に広尾消防署などが毎年開催していて、きょうは地元の認定こども園「ひろお保育園」の子どもたち26人が参加した。
広島空港の旅客ターミナルビル増築に伴い、乗客が利用できるラウンジが保安検査場を過ぎたエリアに移転してきょう、オープンした。新しいラウンジは、広島空港の旅客ターミナルビルの3階に増築された部分に設けられ、広さが約600平方メートルとこれまでの3倍近くになり、160席余りが用意されている。これまでの出発ロビーから保安検査場を過ぎたエリアに移ったことで利用者は保安検査の時間を気にせず出発までくつろげるようになった。国内の空港ラウンジでは珍しいという屋外エリアも設けられ、滑走路が間近に臨めるようになっている。ドリンクコーナーには広島県内の蔵元の日本酒や中国地方で製造されているワインなど地元の味も用意されている。
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ワインを飲んで新年を迎えてもらおうと、三次市特産の高級ブドウ、ピオーネを使った正月用のワインが完成した。正月用のワインは3000本作られ、ワイナリーのほか広島市内のデパートなどで販売されている。
バスケットボールB1・仙台89ERSの選手がサンタクロースの格好で亘理町のこども園を訪問し、絵本の読み聞かせを行った。子ども園を訪れたのは、“ソルジャー”が愛称の仙台市出身・片岡大晴選手。片岡は激しいディフェンスが持ち味のベテランで3年前からホームゲームで1勝するごとに県内のこども園などに絵本を寄贈している。きょうは「とんでもない」という題名の絵本を読み聞かせた。
東北電力女川原子力発電所から30キロ圏内にある5つの市と町が参加する新たな協議会が設立され、県に対して核燃料税の交付金の増額などを求める活動を強化していくことになった。新たに設立されたのは、「女川原子力発電所UPZ関係自治体協議会」できのう、東松島市で設立総会が開かれた。新たな協議会は、女川原発から5キロから30キロ圏内にある登米市や東松島市、涌谷町など5つの市と町で構成される。協議会のメンバーである市長や町長は、これまで別の会議を通じて宮城県が東北電力から徴収する核燃料税をめぐって、交付金の増額を求める活動などを行ってきたが、新たな協議会では全国の原発周辺自治体との連携も視野に、活動をさらに強化させるという。
去年9月の記録的な大雨で市内各地で浸水被害が出た日立市は、水害での被害を減らすため、調整池を整備したり浸水のおそれがある地域に建物の建築を規制するなど、河川の流域全体で対策をとっていくための計画案をまとめた。計画案は主に市街地を流れる河川を念頭に18流域を設定。優先順位つけて来年度から20年かけ対策を進めるなど。
東京・秋葉原とつくば市を結ぶ「つくばエクスプレス」について都内や県内の沿線の区と市が東京への延伸に加え、整備が計画されている地下鉄との接続の実現を関係機関に働きかけるため、期成同盟会を設立した。昨夜、守谷市で開かれた期成同盟会の設立総会には構成するつくばエクスプレス沿線の、つくば市や千葉県柏市、埼玉県三郷市、それに東京・足立区や荒川区など11の区と市の首長や担当職員が出席した。まず設立趣意書について、国土交通大臣の諮問機関の「交通政策審議会」が8年前、つくばエクスプレスの秋葉原から東京への延伸と、整備が計画されている東京から有明などの臨海部を結ぶ地下鉄との接続の一体整備を答申しているなどとした内容を承認した。このあと総会は非公開で行われ、関係者によると、つくばエクスプレスの運行会社に出資する茨城県や埼玉県、千葉県にも同盟会への参加を促すなどとした今後の活動を確認した。
高齢化が進む中、ニーズが高まることが見込まれる看護師の仕事に関心を持ってもらおうと、中学生や高校生を対象にした体験セミナーが水戸市内で開かれた。水戸市や笠間市など県央エリアの自治体がおととい開いたセミナーには、地元の中学生や高校生などおよそ20人が参加した。今後、高齢化がさらに進み、全国的に看護師など医療従事者のニーズの高まりが見込まれる中、水戸市などは人材確保に努めていきたいとしている。
ここまでの「おむすび」の結の物語を振り返る。ヒロイン・米田結は、福岡・糸島で、両親・祖父母と暮らす高校1年生。ギャルたちと出会い、ギャルマインドを知り前向きに変わっていく。糸島フェスティバルのステージに立った。四ツ木翔也と出会い、夢に向かってスタミナをつけたい翔也のために弁当を作るようになり、栄養士を志した。神戸の栄養専門学校に通い始め、試練を乗り越え、無事に卒業した。栄養士の資格をとり、社会人として一歩を踏み出した。宇佐川チーフプロデューサーは、結と翔也の関係に最大の試練がきている、人は大きな困難を前にどう生きていくのかということもこのドラマの大きなテーマのひとつで、彼らはそれぞれに考えやがて答えを出すことになるが、それがどんな答えでも、2人を応援してあげてほしいなどとコメント。おむすびの年内の放送は28日まで。29日には、総集編が総合テレビで放送される。
昭和28年12月24日、戦後米国の統治下にあった奄美群島の日本復帰が決まり日米代表が協定書に調印した。これにより奄美大島や徳之島などからなる北緯29度と27度の間の奄美群島が日本に返還されることになった。奄美群島の住民はそれまで署名活動や決起集会を繰り広げ本土復帰を強く求めてきた。翌12月25日の午前0時を期して奄美群島は日本に返還された。奄美大島では人々が日の丸の小旗を振りながら島じゅうをパレード。戦後8年目の祖国復帰を喜んだ。
昭和58年のこの日、米国で爆発的な人気を呼んでいた縫いぐるみ人形「キャベツ畑人形」が日本での発売を前に横浜のデパートに展示された。この人形は子どもの頃“赤ちゃんはキャベツ畑で生まれる”と聞かされた米国の青年が作り始めブームを呼んだ。初めは布製で一つ一つ手作りだったが香港などで大量生産されるようになり顔はビニール製に、肌や目の色、髪形や服装などの組み合わせをコンピューターで変え同じ人形がないよう工夫されている。翌年発売開始。誕生日と名前が書かれた出生証明書つきで、1年後に誕生祝いのカードが届く特典付きなどが受け、爆発的なヒットとなった。
紹介した映像は、NHKアーカイブスからも見ることができる。
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2018年に発生した胆振東部地震で大きな被害を受けた北海道安平町では、町の人たちの夢を支援するとで地域の復興を進めている。今年6月にオープンした店を訪れた。様々な種類のシフォンケーキを販売。ケーキには米粉が使われ、小麦にアレルギーがある人でも食べられる。店主は3歳と6歳の子どもの母親。きっかけについて「子どもを産んだあとって社会との接点がなかったりするので、そういう場所づくりができたらいいなって」と話す。後押ししたのは安平町のサポート。店の建物はトレーラーハウス。町内での起業に挑戦する人に町が月1万円で貸し出している。店には親子でくつろげるスペースを設けた。店主が目指していた地域のママたちが集う場所になった。隣のトレーラーハウスは今年4月にオープンしたクラフトビールの店。店主は恵庭市出身で10年以上関東で会社勤めをしていたが、去年、安平町に移住したという。きっかけについて「コロナになって北海道の一次産業の素晴らしさ、自然の素晴らしさを再確認して、何か北海道の一次産業に携われるような仕事をしたいなと思って」と話す。店主のこだわりは全国的にも珍しいという国産のオーツ麦のビール。店主のチャレンジを応援しようと多くの人で賑わっている。安平町が取り組む教育プログラムの1つ「ワクワク研究所」を紹介。子供たちが自由にチャレンジできる環境を作ろうと月に数回こうした場を設けている。このプラグラムでは自分のわくわくすることを書き出す。これまでの活動では複雑な折り紙に挑戦したり、オリジナルの絵本を作ったり、自分のわくわくする目標を設定し、自ら方法を考えてゴールを目指す。そば屋の店主は地元の食材の魅力を最大限生かすために自由な発想で新メニューに挑戦している。カマンベールチーズの天ぷら(町内生産)、焼き芋の天ぷら、安平町産の大豆から作った厚揚げを紹介。