- 出演者
- 田代杏子 秋鹿真人 山口勝 高瀬耕造 高橋篤史 新井秀和 金城均 森田哲意 坂下恵理 森下桂人 山中翔太 熊井幹 中川聖太 川野優里亜
オープニングの挨拶。
山形県は冬の期間、管理する県道や国道計全長約2750キロの除雪作業を業者に委託している。雪がいつ降るか分からないため、除雪車出動の有無に関わらず作業員の雇用が必要となっている。降雪量が少ない場合に備え山形県は除雪車が出動しなくても作業員の人件費を保障する制度を設けていて、今年度は業者側からの要望を受けて保障費を昨年度の2倍となる16億円余り計上したことが分かった。業者側から保障なしの車道脇、歩道除雪の除雪車なども対象に加えるよう要望を受け保障の対象を増やした。県道路保全課は「除雪作業員の人件費も上がっているので業者が適切に人件費を支払えるように対応していきたい」としている。
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クリスマスイブのきょう、秋田市の老舗の菓子店ではクリスマス用のケーキ作りが急ピッチで進められている。店ではことしおよそ1500個のケーキを作るということで完成したケーキはサンタクロースに扮した社長が市内の販売店に配達していった。店によるとことしは卵などの原材料の高騰に加え、いちごも去年より2割ほど高くなっているため、売れ筋の5号サイズのいちごのショートケーキの価格が去年より500円値上がりしたという。一方で店では、いちごを使わないチーズケーキのほか、ことし初めてピスタチオムースのケーキを用意するなど価格を抑えた商品も取りそろえ対応しているという。
大雨や地震などの災害時に被災した人やボランティアに車を無償で貸し出す取り組みを行っている団体が県内での活動に協力する人材を募集している。日本カーシェアリング協会では、これまでに記録的な大雨の被害が出た秋田市や由利本荘市五城目町で支援を行っていて、ことし8月には県と協定を結んでいる。今回募集しているのは協会に登録し災害などがあった際、活動する時給制のスタッフで予約の問い合わせへの対応や車内の掃除などに加えて、車の移動も行うという。登録は協会のホームページなどで受け付けているという。
来年開幕する大阪関西万博の会場に、薄くて軽く折り曲げられることから、次世代の太陽電池と呼ばれる、ペロブスカイト太陽電池が設置されきょう報道陣に公開された。ペロブスカイト太陽電池を巡っては国内各地で実証実験が行われているがこれだけ多くの枚数を設置するのは国内では初めてという。発電した電力は交通ターミナルの夜間の照明に活用するとしている。
クリスマスイブのきょう和歌山県白浜町のテーマパークでは雌のジャイアントパンダに好物の竹で作られたクリスマスツリーがプレゼントされた。
クリスマスを前に徳島市の病院では入院患者の回診を行う医師がサンタクロースに扮して患者にプレゼントを渡し、不安を和らげていた。昨日は医師や看護師など約20人がサンタクロースやトナカイに扮して患者の前にサプライズで登場していた。
1990年代半ば以降に生まれた若者を指す「Z世代」について考える作品展が徳島市の県立近代美術館で開かれている。このうち映像作品「light/shadow」はスマートフォンを操作する複数の手の動きを映像化している。Z世代が生きるデジタル社会での他人とのコミュニケーションの在り方を表現している。また多様性の時代にZ世代が重視する自分らしさをキーワードにアーティスト・奈良美智さんが鋭いまざなしで自分の気持ちにまっすぐな子どもの姿を描いた作品や、画家が自分とは何かを描いた自画像などさまざまな角度から自分らしさを考える作品が展示されている。作品展は県立近代美術館で来年4月20日まで開かれている。
ことし8月、台風による大雨で土砂崩れが発生し、いちご農園のハウスなどに大きな被害が出た静岡市駿河区の根古屋地区で、復旧に向けた地元への説明会がきのう開かれ斜面の崩落を防ぐための安全対策が、来年6月までに終わるとする見通しが市から示された。
クリスマスを前に菊川市ではサンタクロースの格好をした市の職員やボランティアが街なかのごみ拾いをする取り組みが行われた。参加者は30分ほどかけてタバコの吸い殻や紙くずなどおよそ700グラムのごみを収集したという。
NHKのニュースサイトから特集記事「ネットショッピングでトラブル急増・あなたを惑わす7つの手口」を紹介。70代の女性がスマートフォンでゲームを楽しんでいたところ、美容クリームの広告が出てきた。通常価格1万1000円ほどの商品が初回限定で80%オフの2000円とうたわれており思わず女性は購入したというが購入後、定期購入の契約になっていることが分かった。なんとかキャンセルできただが、追加で9000円ほど支払わざるを得なかったという。最後までスクロールをしていくと小さい文字でこの商品が「定期コース」であることが書かれていた。このように消費者に不本意な判断をさせるよう設計されたウェブサイトのデザインは「ダークパターン」と呼ばれている。ダークパターンについてEU、韓国、インド、米国などでも規制の動き。一方で日本では包括的に規制する仕組みはまだない。民間団体のアンケートでは消費者が意図しない契約や購入の総額は年間およそ1兆円に上ると推計されている。
受験シーズンを前に福岡空港には学問の神様・菅原道真を祭る太宰府天満宮の大きな絵馬が設置されている。絵馬は縦1m20cm、横1m80cmの大きさで受験生やその家族などが合格の願いを込めて書いた願い札を掛けられるようになっている。きのうは、空港の近くにある中学校の3年生らが出席して、受験の成功を願う神事が行われ、生徒らは太宰府天満宮の神職によるお祓いを受けた後、願い札に願い事を書いた。絵馬は来年1月末まで設置され太宰府天満宮に奉納されるという。
熊本県の宇城市や隣の宇土市などでは計44軒の農家が、大粒で酸味と甘みのバランスがよく香りが強い「恋のぞみ」といういちごの栽培に取り組んでいる。「恋のぞみ」の収穫は先月上旬から始まっていて、松永さんの農業用ハウスでもけさ収穫作業が行われた。このハウスでは収穫時の足腰への負担を減らすため、1メートル20センチほどの高さに設置した棚で育てる「高設栽培」という方法がとられている。地元のJAによると、ことしは猛暑の影響で生育が遅れ気味だったがその後持ち直し、見た目、味とも良好に仕上がっているという。「恋のぞみ」の収穫は、来年5月中旬まで続く。
高知市中心部の潮江天満宮は、学問の神様として知られる菅原道真をまつり、毎年、正月三が日には多くの人が初詣に訪れる。これを前にきょう、この1年でたまった汚れを落とす恒例の「すす払い」が行われ、神職や神社の婦人会の人など12人が参加した。参加者は「はらえ竿」と呼ばれる4メートルほどの竹の先にささを取り付けた道具を使って、軒下や天井にたまったほこりやくもの巣などを払い落としたり、柱や壁の汚れを雑巾で丁寧に拭き取ったりしていた。神社によると、新年の正月三が日には19万人ほどの参拝者が見込まれるということで、神社では大しめ縄を社殿の正面にかけたり、門松を飾りつけたりして新年を迎える準備をさらに進めることにしている。
県は、浦戸湾で隔てられた高知市の長浜と種崎を結ぶ575メートルの航路を、5分で結ぶ渡船を運航していて、「海の県道」として地元で親しまれている。現在、運航しているディーゼル船の「龍馬」は、老朽化が進んだため、県は新たな船の建造を進めていて、船の名称と配色のアイデアを募集していた。期間中、105点の応募が寄せられ審査の結果、石田佳帆さんと昇さんのきょうだいの作品が大賞に選ばれた。名称はシンプルで覚えやすい「浦戸」で、配色は潮風を受けてさっそうと進む船をイメージして、青を基調としたデザインになっている。県によると新たな船は、電気のみを動力として二酸化炭素を排出しないことから環境にも優しく、来月末ごろ予定されている進水式でお披露目され、来年7月から運航開始するという。県道路課は「新しい渡船を通じて、脱炭素化に関心を持ってもらえればうれしいです」と話している。
海洋深層水は健康にいいとしてブームにもなったものの、関連商品の売り上げは減少してきた。こうした中、新たな使いみちの研究が進み、再び注目されている。高知県海洋深層水研究所(高知・室戸)では新たな研究が続けられている。海洋深層水が入った水槽につかっていたのは世界最大級のカニ・タカアシガニ。水族館で飼育した場合の平均寿命は2、3年と短く、黒い斑点ができて広がると朽ちて死にやすくなる。そこで寿命を延ばす期待がかかっているのが、海洋深層水の活用。注目したのは、死因につながる黒い斑点をなくす“脱皮行動”。海面に近い表層の海水と海洋深層水を用いて、2年近くカニを飼育した結果、表層の海水に入れたカニの3分の1が脱皮しなかったのに対し、海洋深層水ではすべてのカニが脱皮し、脱皮を促す効果があることがわかった。研究所は大阪の水族館「海遊館」と共同研究を実施。古くからヨーロッパでは海水を利用した“タラソテラピー”という自然療法があり、研究所は全国の水族館から海洋生物の治療を受け入れて、ビジネス化できないか検討している。海洋深層水で食卓を支えるのりの養殖の研究も進んでいる。瀬戸内海などでは、プランクトンの栄養になる窒素やリンの減少などによって、養殖のりの色落ちが発生し、収穫量の減少が続いている。高知県の海洋深層水研究所は、味のりや焼きのりに使われる「スサビノリ」を海洋深層水を使って培養する研究を行っている。のりを海洋深層水に5週間、浸した結果、緑色のもととなる葉緑素が通常の海水と比べて2倍以上に増え、成長スピードも速くなることがわかってきた。高知県も海洋深層水のさらなる活用促進に向けて動き出している。室戸市で初めて開催した「海洋深層水サミット」には全国の自治体や企業などが参加。沖縄県の事例として海洋深層水を活用した発電システムが紹介された。飲料水や化粧水などがけん引してきた海洋深層水ブームから20年余り。いま、海洋生物や海藻、果てはエネルギー問題までその活用方法が広がっている。
元日の能登半島地震で地盤が沈下したり、建物が傾くなどの大きな被害を受け、地元の旅館協同組合に加盟する21の旅館やホテルすべてが休業を余儀なくされた和倉温泉だが、復旧工事が進められた結果、ことし5月以降これまでに4つの施設が観光客を受け入れる通常の営業を再開している。来年の春から秋にかけて、旅館「はまづる」など、新たに5つの施設が営業を再開できる見通し。
出雲市の日御碕地区では、ことし7月の大雨で市の中心部に通じる県道が崩落したことから、仮設のう回路が整備され、普通車は通行できる一方、大型車の観光バスやトラックなどは、依然として通行できなくなっていた。このため、島根県が新たなう回路の整備を進めていた。新たな迂回路は通行の開始直後は、大型車の姿はなかったが、今月28日には路線バスの運行が再開されることになっている。
ことしで14年目、自治会や商工業界で作る団体が駅の利用者を暖かい光でもてなそうと始めた。去年からイベントを通じて甲斐市と親交のある空間デザイナー・キャンドルジュンさんがデザインを監修。光る竜王灯夜(DRAGON NIGHT)は午後5時~午後9時30分、来年1月31日まで開催中。