NHKのニュースサイトから特集記事「ネットショッピングでトラブル急増・あなたを惑わす7つの手口」を紹介。70代の女性がスマートフォンでゲームを楽しんでいたところ、美容クリームの広告が出てきた。通常価格1万1000円ほどの商品が初回限定で80%オフの2000円とうたわれており思わず女性は購入したというが購入後、定期購入の契約になっていることが分かった。なんとかキャンセルできただが、追加で9000円ほど支払わざるを得なかったという。最後までスクロールをしていくと小さい文字でこの商品が「定期コース」であることが書かれていた。このように消費者に不本意な判断をさせるよう設計されたウェブサイトのデザインは「ダークパターン」と呼ばれている。ダークパターンについてEU、韓国、インド、米国などでも規制の動き。一方で日本では包括的に規制する仕組みはまだない。民間団体のアンケートでは消費者が意図しない契約や購入の総額は年間およそ1兆円に上ると推計されている。