渡辺篤史が千葉県流山市の福井邸を訪れた。北西の角地にある3階建ての家には緑があふれて森のようだった。150種類を超える植物があり、近隣住宅から分けてもらったものもあるという。ご主人は建築家で自宅は設計事務所を兼ねている。カフェもやっていて、地域アーティストのポップアップショップにもなっている。大開口の窓からはシンボルツリーのオリーブが見える。吹き抜けからも緑が見えた。天井は宮崎産のヒノキ、床はチークを張った落ち着いた空間だった。道行く人が気軽に入れるよう正面は全てガラス窓になっている。渡辺は一杯ごちそうになった。