きょうは身軽に鎌倉散策ということで大島さんと村上さんには荷物を気にせず快適な旅を過ごしてもらうべく、ポシェットを用意した。今回はノジュール編集長オススメの「ゆったりのんびぜいたく大人旅」のプランに沿ってスタートする。まず向かうのはここから徒歩40分の場所のため、バスに乗って奥鎌倉エリアへ。バスに揺られ10分で2人が降り立ったのは「浄明寺」バス停。2人がまず訪れたのは四季折々、季節の花が楽しめ境内が国の指定史跡となっている「浄明寺」。今回の旅のエキスパート「ノジュール」編集長・廣井さんによると「和の境内にある築約100年の洋館で楽しむティータイムがオススメ」とのこと。お寺の奥に進み続け坂道を登ると丘の上に建つ一軒家レストラン「石窯ガーデンテラス」に到着。この洋館は1922年にドイツ人建築家によって建てられたもの。その後は使われていなかった洋館を2000年に庭を見ながら食事ができるレストランに改装した。自慢のテラスを手掛けたのはニコラス・レナハンさん。石窯ガーデンテラスのみならず数々のイングリッシュガーデンのデザインを手掛けてきた本場イギリスのガーデンデザイナー。雪の雫のような愛らしい姿から「春の始まりを告げる存在」として親しまれているスノードロップはイングリッシュガーデンの定番。ミステリーの女王、アガサ・クリスティもこよなく愛していたことで知られる「スコーン」。あわせていただくのはイギリス伝統の乳製品「クローテッドクリーム」。自家製のジャムをたっぷりつけ、本場の食べ方でいただいた2人は「外サクサクで中がしっとりなので生地が口の中で崩れていく。すごい美味しい」「両方塗るとマリアージュ」などと感想を言った。ベースは庭全体を緑で埋めつつも冬はスノードロップ、春はチューリップなど四季によって旬の花が咲くため、いつ来ても楽しむことができる。
住所: 神奈川県鎌倉市浄明寺3-8-31