今月オープンした千葉県富津市の潮干狩り場。国内でのアサリ類の漁獲量は40年程前までが最盛期。年間16万トン以上とれる年もあったが、その後は急降下し2024年は4439トンと最盛期より約97%減少した。5年前と比べても約45%減少している。かつては年間約30万人が潮干狩りを楽しんでいたが、今年地元漁協は年間を通して初めて潮干狩りを全面禁止とした。アサリが深刻な不漁になった理由について専門家は、埋め立てなどで生息地である干潟が減少、温暖化の影響で局地的豪雨が増え、淡水や泥の流入の増加、下水処理能力の向上で海水が貧栄養化しえさの変化や量が減少したことなどを指摘。また、クロダイによる食害。浜名湖がある静岡県浜松市では、その対策として去年からアマモの植栽・育成事業を始めている。地元漁協は浜名湖に砂を入れてあさりの成長を促す増殖場を整備する方針。
