今月23日から4日間、台湾とフィリピンの間にあるバシー海峡で日米フィリピンによる共同訓練が行われた。「海上協同活動」と位置づけられた今訓練では24日は海上自衛隊のP3C哨戒機が参加してフィリピン軍・アメリカ軍とともに飛行訓練を行った。この海峡は南シナ海と太平洋を結ぶ交通の要所で、日本への重要な輸送ルートの一つ。軍事面でも中国が台湾周辺で軍事演習を行う際などに空母・艦船が航行するのが確認されている重要な場所。今訓練の間も船体に“174”と書かれた灰色の艦艇一隻がフィリピン軍のフリゲート艦などを追跡する様子が目撃されたが、フィリピン軍によると中国海軍に所属する艦艇だという。南シナ海のスカボロー礁を巡っては中国が実効支配を続けるなど、フィリピン・中国間で対立が深まっている。
