続いて向かった静岡県東伊豆町の“伊豆の名湯”熱川温泉の海岸沿いに建つ「熱川オーシャンリゾート」は、目の前に太平洋を望む露天風呂や温水プール、カフェにドッグランもあり、全室オーシャンビューとなっていて部屋からも海と空の絶景が望める。ここでも夕食のビュッフェが人気で、皆さんのお目当ては、伊豆・熱川ならではの海鮮料理。早速、その会場を覗いてみると、採れたて新鮮な野菜が並ぶサラダコーナーがあって、そして揚げたての天ぷらや茶蕎麦が並び、さらにエビやアサリなどの海鮮をワインビネガーベースのソースであえてムール貝を添えた「シーフードマリネ」などが並ぶ前菜コーナーもある。その先には、揚げたてサクサクの「あしたか牛のメンチカツ」や「牛サーロインのタリアータ」など、地元・静岡で採れた旬の食材を中心に使用したおよそ70種類のメニューが全て食べ放題。80代の女性のお気に入りは、オーブンでジューシーに焼きあげた「マグロのカマ」。想像以上の味だったようで、80代の女性は「骨のあるところの身っていうのは、身がしまっている。おいしい。全然、違います」と話す。さらに、熱川近海で採れた伊豆名産の金目鯛を特製の味噌に漬けて焼きあげた「金目鯛の西京焼き」も人気。旅行好きの女性が真っ先に狙いを定めたのは、自分好みの海鮮丼がつくれるコーナーで、エビやマグロに地魚など鮮度抜群の刺身がずらりと並ぶ。女性が自分好みにつくった海鮮丼は、マグロとサーモン、さらにイカとネギトロをのせ、ホッキ貝やとびっこを混ぜた具の上にイクラを贅沢にトッピングした「海宝漬け」。さらに、どんぶりにイクラを4回、最後にアジのたたきものせて、自分好みの「のっけ丼」が完成。女性は「おいしいです。名付けて『伊豆の幸せ丼』」と大満足。ビュッフェメニューで一番原価が高くてお得なメニューはどれなのか?料飲マネージャー・前上大輔さんに聞いてみると、原価が高い高級な金目鯛を使った「金目鯛と地魚のアクアパッツァ」が一番原価が高いという。中でも伊豆近海で採れた上質な金目鯛を使っているため、よりいっそう原価が高くなってしまうという。3姉妹で来ていた女性は、そのおいしさに思わず「キンメがおいしい。つっぱ!アクアクッパ!クッパじゃなかった?ちゃんと覚えてない」と話す。魚好きの50代男性に原価が一番高いことを明かすと、改めて骨までしゃぶりついて、キレイに完食。伊豆ならではの海の幸を満喫できる「熱川オーシャンビューリゾート」は、1泊2食付き1万4600円から。ということで、人気リゾートのホテルビュッフェを調べてみたら、原価が一番高いメニューは人気も高く、皆さんがお得に楽しめていることが分かりました。