地元の海産物をアピールする「海産総選挙」について、スタジオ出演者らは「いいですね」などとコメント。ただ、日本では近年魚介離れが進んでいる。農林水産省によると、1人1年あたりの消費量は2001年度の40.2kgをピークに減少傾向にあり22年度にはほぼ半減している。ただ水産庁による魚料理の好感度調査では「好き」は74.8%にのぼるという。消費しない理由は扱いにくさや調理の手間などがある。そのため水産庁は「ファストフィッシュ」(骨抜き済み、トレーのままレンジ調理可能など)として販売を促進。2022年から「魚食はサステナブル」(漁業は1次産業の中で温室効果ガスの排出量が少ない)とアピールするなど対策をしてきている。しかし世界的にみると消費量は50年で約2倍。要因は、新興国や途上国で食生活の移行や健康志向の高まりが理由。そのため水産資源の過剰な漁獲が問題になっている。FAO(国連食糧農業機関)によると、世界で行われている漁業の38%で持続可能なレベルを超えた漁獲が行われているという。末延さんは、「魚で箸の使い方を学んだり、いいんですよ。寿司ブームで日本の戦術はうまくいってるんですけど…」などとコメント。吉永さんは「こういう取り組み(海産総選挙)ってこういうことで若い人たちが面白がって魚に接してくれるかもしれないから、観光協会とか頑張ってますよね」などとコメントした。