ニューヨーク証券取引所から中継。アメリカのインフレの動向を見るうえで注目されている新たな指標があるという。アメリカのCPIの約3割を占める住居費の動向をみるうえで労働省が四半期ごとに発表する指標「新規入居家賃指数」が市場で注目されている。各期間に引っ越しをした借り手の家賃価格の変化を促成したもの。1~3月は、前年比0.4%上昇した。また、CPIの家賃より5.7%上昇している。新規入居家賃指数はCPIの家賃と比べて、おおよそ3四半期先行して動く傾向がある。CPIの家賃の伸びは緩やかに減速しているとのこと。新規入居家賃指数は、直近期間が大幅に改定される可能性があり注意が必要と伝えられた。