浜松市では1915あった公共施設を今年4月までに700に減らした。集会施設や保育園など、将来の人口なども考慮して順次閉鎖していった。建物や土地は売却し、他の公共施設の管理費用などのために積み立てている。深谷市では市役所の総合庁舎や図書館、体育館などが1つの複合施設に入っている。もともと点在していた施設の管理コストは合計で年間5500万円にのぼっていたが、集約することで約1500万円削減することができた。約10年間で27の施設を集約化によって5施設に減らした。一方で廃止される施設利用者からは落胆の声が聞かれた。市は住民への説明を続けながら、10年間でさらに15施設を削減する方針。
