去年12月。各パビリオンなどの解体工事が進められていた。万博会場は、大阪市から借りている土地で、解体を1年半で終え、更地にして返却する必要がある。パビリオンは、解体前提に建設されているため、スピーディーに解体が進むという。難関は、大屋根リング。上部には1周2kmの遊歩道が設けられ、高さは最大20m。世界三大の木造建築としてギネス世界記録に認定された。一部を残し、大半を解体することになっている。大屋根リングの建設は、2023年4月に着工。清水寺などに使われている貫構法から着想を得た。工場で精密につくられたユニットとして製造され、それらを現場で組み上げ、巨大な円につなげていった。去年2月に完成した。木の板を何枚も重ねて接着し、1本の大きな塊にした建材「集成材」を使用している。木目の向きが異なる複数の板を組み合わせることで、互いの反りを打ち消し合い、真っ直ぐで強い材料になる。強度は、鉄骨に優るとも劣らない。大屋根リングを構成するユニットのうち約6割をリユース解体する。クレーンを使い、大屋根リングの木材をひとつひとつ吊り降ろす。解体工事は現時点で、準備中だという。
住所: 京都府京都市東山区清水1-294
URL: http://www.kiyomizudera.or.jp/
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