沖縄・前田高地では沖縄戦で日本軍とアメリカ軍の間で激しい戦闘が繰り広げた。この場所には「前田高地平和之碑」という慰霊碑が建っている。この部隊に北海道内の出身者が特に多かったことから当時の北海道知事が碑文を書いている。慰霊碑の設置に関わった丹治さんは韓国・済州島で所属する部隊が沖縄で玉砕したと聞かされた。戦後も追悼のために何度も沖縄に通い、北海道から持ってきた水を慰霊碑に備えていた。丹治さんは「これから生きていく若い人たちは平和という字を大事にして戦いは絶対にやらないことを誓ってほしい」などと語っている。