ことし、歌手デビュー40周年を迎えた斉藤由貴。それを記念し36年ぶりとなる全国ツアーが先月スタートした。1985年に「卒業」でレコードデビュー。翌年、NHK紅白歌合戦に歌手として初出場。史上最年少で司会も務めた。女優としても活躍している。今回のツアーは、長年応援してくれたファンに感謝の気持ちを伝えるため、できることはなんでもやると決めたという。番組は、ツアー開始までの1週間に密着した。真剣な表情で、細かいステージ上の動きやMCの内容など、納得がいくまでアイデアを練っていた。迎えたライブ当日。斉藤由貴は会場に着くと、客席へ。1~3階までステージの見え方をチェックした。全体の空間を自分の中で組み立てる意味のほか、体のウォームアップも兼ねているという。ヘアメイクをしながら、遅めの昼食。会場には、アルバイト先に次女を送ってから来たという。斉藤由貴は、3児の母。学校のバザーでは、ものを売るのが上手だったという。本番15分前には、楽屋で発声練習。東京公演が始まり、客席を確認したときに提案した客席への呼びかけも行い、会場はひとつになった。終演後、斉藤由貴は、たくさんのファンが来てくれて本当に嬉しくなったが、入り込みすぎないように気をつけて臨んだ、楽しかったなどと話した。「卒業」などをセルフカバーしたアルバム「水響曲第二楽章」が発売されている。ツアー残り3公演も全力で走り抜けるという。
住所: 東京都渋谷区宇田川町1-1
URL: http://shibuko.com/
URL: http://shibuko.com/