渋谷区教育委員会は今年4月から渋谷区内の小中学校で毎日午後の授業の時間を「探究学習」に充てるとした。子供たちが自ら問いを立てたり、仲間と共同して新たな学びを行うことがも目的で、昨年度から始まった文部科学省の制度を活用し、国社数理の時間を一割減らし、その分総合的な学習時間に上乗せする形だという。これにより小3から小6で総合的な学習時間は70時間から150時間に増加する。企業などと連携した体験学習を通して、追求したいテーマを探求することで情報収集・分析力・表現力を高めるのが狙いだという。一方で時間が減る教科に関しては学習指導要領で定められた内容に変化はないという。