起業家の藤本真衣は、2011年にビットコインの草分け的存在の人物に出会ってから、国内外でビットコインの普及に尽力してきた。また、ブロックチェーン開発会社を率い、大型カンファレンス主催や暗号資産寄付活動も行っている。ビットコインに初めて出会った時、未来の可能性を感じたという。当時はビットコインのことを知らない人がほとんどだったので、「詐欺師」「変な宗教にハマった」という扱いを受けたそう。そこで藤本さんは、実際に体験して実感してもらうために手元のビットコインを配ったのだ。そして、危険性を教えつつ万全な管理の仕方をレクチャー。「ミス・ビットコイン」を名乗り、ブログやYouTubeでビットコインの認知度を高める活動を開始した。藤本さんは「“無関心”だったところから、ビットコインの可能性を信じている人から反応をもらうようになり、“そういう人が出てきたんだ”ととても嬉しかった」と語る。