東京・渋谷区に去年新設されたサポート校と呼ばれる教育機関。通信制高校に在籍する生徒たちの学習を支援し高校卒業資格の取得を目指す。カリキュラムには動画制作、メイクなどの授業もあり、SNSを通じて世界に発信する人材を育てようとしている。校長・赤荻瞳(28)は「それぞれがやいたいこと、やってみたいことを在学中にチャレンジしてもらい、自分の強みを1つでもみつけて“こういうことができます”と言って巣立ってほしい」と話す。教育方針は諦めずに挑戦し続ける“ギャルマインド”を育むこと。赤荻はかつてギャル雑誌の編集長を務めていた。21歳の時に休刊していた雑誌のウェブ版の編集長に就任、SNSなどを通じてモデルを次々とスカウトし、就任1年でウェブ版から雑誌の復刊を成し遂げた。去年、ビジネス誌による“世界を変える30歳未満30人”の一人にも選出された。赤荻は「ギャルマインドを持っていたから今がある。周りからどうみられるかを恐れずに“無理でしょう”と思われそうなことでも私ならできるしやりたいと思ってチャレンジしてきた結果だと思う」と話す。