平成22年6月21日、都心の駅で流れる広告の上に人の顔を認識できる小型カメラをつけ広告の効果を調べる実験が始まった。JR東日本や私鉄など11の鉄道会社が共同で行ったこの実験。新宿や渋谷など20の駅に52インチの画面を置いて広告の映像を流した。上につけたカメラが前を行き交う人のうち広告を見た人の顔だけを瞬時に認識する。広告を見た人数や性別、年代などのデータを集計しどんな広告が注目されたか分析する。さまざまな分野で活用され始めた顔認識の技術。撮影される人のプライバシーの保護も含め研究開発が続けられている。
住所: 東京都渋谷区道玄坂1-1-1