アメリカの俳優・監督のウッディ・アレン氏を起用した西武百貨店のCMでは、商品の宣伝ではなくライフスタイルそのものを提案し消費の価値観を大きく変えた。西武渋谷店最後の展覧会を手がけたアーティスト・増田セバスチャンさんは「西武とかセゾン系のパルコとかそういうところに行くと、自分がオシャレになった気持ちもするし一段大人になった感じがすごくあって」などと話した。90年代のバブル崩壊と専門店の台頭など小売業界を取り巻く変化、さらに渋谷の100年に一度の再開発など大きな変化に向き合った。ピーク時に967億円あった西武渋谷店の売り上げは、約400億円にまで減少、2016年~は赤字経営が続いていた。再開発をめぐり地権者と賃貸借契約で合意できず閉店を迎えた。
