愛知・名古屋市で行われた将棋の王位戦7番勝負第1局は、藤井聡太七冠が渡辺明九段を破り、2つ目の永世称号獲得に向けて好スタートを切った。愛知・名古屋市東区の「徳川園」で行われた王位戦の第1局の2日目、同一局面が4回繰り返される「千日手」が成立し、先手後手を入れ替えて指し直しとなった。藤井七冠は中盤から渡辺九段に押されるが、粘り強く対抗。136手で破り、2つ目の永世称号獲得に向けて好スタートを切った。藤井聡太七冠「内容としては反省するところが多かった。まずは、しっかり振り返って、集中して第2局に臨みたい」と述べた。