渡邊選手は緊張について、自分は結構するタイプだがコートでプレーすると忘れることができる、大きい声を出したりして気を紛らわせていると話した。アスリートの中でも繊細な方であり、選手には向いていないタイプだったのではないかと自認している。小学1年生でバスケに打ち込むと、高校時代は尽誠学園のエースとして2度の準優勝の実績を飾った。アメリカで戦いたいと考えたのは高校3年の時で、ジョージワシントン大学で活躍したが当時ドラフト指名されることはなかったが、2018年にメンフィス グリズリーズと2ウェイ契約を結び田臥勇太以来日本人2人目のNBAプレイヤーとなった。そして、2021年にトロント ラプターズとの契約を勝ち取った。6期にわたりNBAで活躍した渡邊選手だが、心のなかで対峙してきたのは孤独だったが、日本に戻ることを思い出したら限界になるとの考えからある程度の蓋はしていたのではないかという。