鉄道で有名なJR東日本だが、実は流通・ホテルなど4つの事業を行っている。そんな中で一番力を入れているのが今年3月に開業した「TAKANAWA GATEWAY CITY」。「TAKANAWA GATEWAY CITY」は東京ドーム2個分の広さに熱々の焼きごてでキャラメリゼをしてくれるシュークリームなど話題のグルメやショッピングなどの商業施設からオフィス・ホテル・大学・国内外のスタートアップ企業などが集うビジネス創造施設「LiSH」など多岐にわたる。さらに福さんの衣装さんがこの駅を利用して一番感動したという「TOUCH TO GO」。お客さんが持っている商品をカメラで認識、出口にあるレジでそのまま決済できる近未来のコンビニモデル。そんなTAKANAWA GATEWAY CITYの開発計画はいまから20年前。喜勢社長もそのプロジェクトに参加。この開発では携わる社員を公募した。さまざまな業種の人たちの提案で未来型のコンビニやシティ内の移動手段として自動走行モビリティ「iino」などさまざまなアイデアを実現。高輪でこのようなチャレンジを行う理由は「1987年に日本で初めて鉄道が新橋-横浜間に開通した時、その一部を成していた場所。鉄道人にとって始まりの地でもある。鉄道というのが日本の近代化の象徴だったように、この土地の歴史をしっかりと我々鉄道人として受け継いで、100年先の未来を見据えて実験場にしようと思った」とのこと。
