仕事と育児の両立など女性が働く環境の整備が課題となる中、女性の職場での悩みに応じる電話相談が全国一斉で行われている。電話相談は労働団体の連合が全国で行っていて、東京・港区の事務所では8人の担当者が対応にあたっている。連合によると「最近は育児のために短時間勤務をしているが同僚から嫌みを言われる」とか、「介護のために仕事を抑えたいが人手不足で休みが取れない」といった家庭と仕事の両立にまつわる相談が目立つという。メールやLINEによる相談にも応じている。連合東京・斉藤千秋会長は「自分で調べて何でもやらなければならないということではなくて、1人で悩むことなく私たちに相談してほしいと思う」とコメント。