日中韓外相会談が都内で開かれ、3カ国の首脳会談を早期に開催できるよう調整することで一致した。会談では日中韓の3ヶ国が人的交流や防災などの分野で未来志向の協力を進めることを確認した。また、岩屋外務大臣は北朝鮮による拉致問題の解決に向け、協力を求めたほか、ウクライナ情勢に言及し、「力による一方的な現状変更は認められない」と強調した。一方、日中の関係閣僚らが経済分野の課題について議論する「ハイレベル経済対話」もおよそ6年ぶりに開催された会合では、日本産水産物の輸入再開や中国当局による日本人の拘束など両国間の懸案についても協議したものとみられる。