東京・新島村の人口は2439人で、年間平均気温は17.7℃。常春の島と呼ばれ、観光地としても人気のスポット。大沼弘一村長は日本一臭い食べ物が自慢の村と話した。リポーターの比嘉バーバラは水産加工品を製造販売する「池太商店」を訪ね、くさやを見せてもらった。漬け込むくさや液は塩と水と魚のエキスだけ。同じものを300年ほど使っている。昔はこのタレを雑菌が入らないように傷にも塗っていたという。比嘉は教えてもらった「焼とり 大三」でくさやの干物を味わった。また新島には様々なビーチが点在し、古代ギリシャをモチーフにした湯の浜露天温泉という施設も。近くの源泉から温泉を引き大小6つの湯船を楽しめる。新島には新島とイタリアのリパリ島でしか採れないと言われるコーガ石がある。昭和40年代には建材として広く使われた。コンクリートの普及などで衰退すると需要が激減し、新しい使い道を模索する村は新島出身のガラス作家にガラスの原料として使えないかと相談し新島ガラスが生まれた。
住所: 東京都新島村本村