続いて降り立ったのは湯島駅。10分ほど歩いてアメ横商店街へ行く。ガード下に三丘翔太おすすめのディープな店がある。「アメ横リズム」は演歌の専門店でどこを見てもCD、レコード、カセットテープが所狭しと並ぶ。演歌の世界で知らない人はいないという名物店主の小林和彦さんと妻の美恵子さんによると最近、海外での人気が高まっているという昭和歌謡。この店にも連日、外国人観光客が訪れている。そんなお店の助っ人が演歌に夢中な常連客の大学生、吉田夏那さん。演歌の世界は若い世代にもしみる。そんな演歌の魅力を伝えたいとお店の情報をSNSで国内外に発信。小林さん夫婦の支えになっている日もすっかり暮れて最後は赤坂の夜の街へ。2人で訪ねたのは雑居ビルの4階にあるスナック。店のオーナー、秋葉隼平さんは三丘の兄弟子で「きよしのズンドコ節」も手がけた作曲家の水森英夫さんから引き継いだという。この店ではなんとカラオケの音楽に加え、生バンドの演奏で歌えるという昭和歌謡ファンにはたまらない店となっている。
住所: 東京都文京区湯島3-47-10