野球人口はなぜ減っているのか、東京・有楽町で街頭インタビューを実施。野球といえばスポコンの代表格。特に丸刈りのイメージが強かった。創部120年の歴史を持つ、和歌山耐久高校野球部(和歌山県・湯浅町)。ことし春、センバツに出場した。耐久高校野球部では、2021年から頭髪を自由化。きっかけは監督と地元の中学野球の指導者との会話だった。耐久高校・井原正善監督「頭髪が丸刈りだからと野球を諦めるのは、本質とずれるんじゃないかというところで、思い切って変えてみた」。丸刈りの決まりがある高校(日本高野連):2018年度76.8%、2023年度26.4%。時代は脱丸刈りへと進んでいるよう。神奈川県座間市のグラウンドでは、神奈川県の高校7校で結成された連合チームが練習に励んでいた。お盆真っただ中の14日、連合チームが合同練習を行っていた。今回話を聞いたのは、ことし夏の予選に、釜利谷、田奈、永谷、横浜明朋、三浦初声、海洋科学、平塚農商の7つの高校が集まって出場した合同チーム。一番遠い学校で50キロ以上離れている。高校野球の連合チームの始まりは1997年。27年経ったことし夏の予選には、全国で403校が連合を組み、133チームが参加。連合チームが増え続ける現状について、監督に尋ねると。7校連合・相澤怜監督「決してこれ(連合が)、増えることがいいことだとは思ってない。やっぱり部員不足が進行している一番の象徴かなと思うので。高校野球を将来につなげていくための一つの方法、手段。そこが連合チームの役割、重要なとこかなと思う」。