2024年8月17日放送 8:00 - 9:25 日本テレビ

ウェークアップ
台風7号 最新情報「非常に強い勢力」爪痕は…今後の影響

出演者
山本隆弥 中谷しのぶ 安部敏樹 足立夏保 澤麻美 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像と挨拶。

(ニュース)
台風7号 関東は交通混乱 現在の様子は

非常に強い勢力で関東に接近した台風7号。けが人が出るなど各地で被害があり交通も大きく乱れた。きのう東海道新幹線は、東京から名古屋間で終日運転を取りやめていたが、きょうは始発から通常どおりの運行となっており、午前の時間帯には臨時列車の運行も設定されている。

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台風7号東京駅東海道新幹線
台風7号 猛烈な雨風 関東大荒れ

非常に強い勢力の台風7号。激しい雨風は各地に被害をもたらした。

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台風7号渋谷区(東京)銚子市(千葉)
岸田首相”急転直下”の決断

火曜、オリンピックメダリストを官邸で迎えた岸田総理。翌日、総理自身は青色の勝負ネクタイを身に着け自民党総裁選に出馬しないことを表明した。政治資金パーティーをめぐる党の派閥の裏金問題。岸田総理は、みずからも派閥を解消し国会の政治倫理審査会に出席。政治資金規正法を改正したが、支持率は回復しなかった。外交では、地元、広島で開かれたG7サミットにゼレンスキー大統領を招待。経済物価高対策に取り組み、定額減税をめぐっては、減税額を給与明細に明記するよう求めてまでアピールしていた。岸田総理が自民党総裁選不出馬を表明。岸田総理は側近議員に電話し、総裁選に勝てても、衆院総選挙には勝てないと伝えたという。ならば、誰ならば勝てるのか。岸田総理の不出馬表明を受け、党内からは次々と名乗りが。河野デジタル相「いつかこの経験を生かせる日が来れば」。斎藤済産相「総裁選に出るべきだ、出てほしい、あなたしかいないと」。上川外相「決断をし、それを行動に移していく覚悟」。石破元幹事長「私のようなものでも総裁選に推してやろうという方々が20人おられれば、ぜひとも総裁選挙に出馬したい」。

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総裁選不出馬表明で大混戦に?/代表戦 立憲民主党 来月23日に

岸田総理が自民党総裁選不出馬を表明。(中継)読売テレビ東京支社。ジャーナリスト・岩田明子の解説。不出馬の理由。岸田首相は裏金事件の責任として「私が身を引くことでけじめをつける」と述べていた。岩田ポイント:次の衆院選で選挙の顔になれない。政治とカネで4月に所属議員を処分、党総裁としての責任。なぜ今不出馬を表明したのか。岩田ポイント:政治家の意地。首相の周辺で決断の後押しはあったのか。岩田ポイント:麻生副総裁は、岸田首相の出馬を支持するとは言わなかった。グラフ「内閣の支持率」。岸田総理が自民党総裁選不出馬を表明。意欲を示す閣僚も相次いでいる。茂木幹事長、河野デジタル相、高市経済安保相、斎藤経産相、上川外相、石破元幹事長、小林前経済安保相、小泉元環境相、野田元総務相、加藤元官房長官。総裁選の日程は来週火曜日に決定。立候補には自民党の国会議員20人の推薦が必要。岩田「今回は派閥として河野さんを支持すると決めたので、茂木さんを支持することができなくなった。加藤さんについては経験値。安倍内閣、菅内閣、岸田内閣においても、厚労大臣とか副長官、官房長官など務めてきた」。世代交代で注目されているのが小林前経済安保相。19日にも出馬表明の会見を行う予定。もう一人の注目は小泉元環境相。菅前首相の動きがポイントになる。自民党内に大きな影響力を持つ2人:麻生太郎副総裁、菅義偉元首相。自民党だけではない、立憲民主党も来月23日に代表選を行う。来月7日告示、23日投開票。泉代表:出馬の意向。枝野前代表:出馬の意向。馬淵元国交相:出馬に意欲。野田元首相:出馬に期待する声。

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(パリ五輪)
パリ五輪 激闘の末… 流した「涙」

17日間の熱戦を終え閉幕したパリオリンピック。何度も見たい名場面の数々を厳選して紹介する。柔道・阿部詩、競泳・池江璃花子、柔道・斉藤立(混合団体・銅)、やり投げ・北口榛花(女子フィールド種目史上初金)、柔道・角田夏実(金)、飛び込み・玉井陸斗(銀)、卓球・早田ひな(銅)、フェンシング女子フルーレ団体・銅、バレーボール男子の名場面の紹介。

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古賀選手引退「後悔なくやり切った」

きのう、引退会見を行ったバレーボール女子のキャプテン、古賀紗理那。古賀「人としての成長もできた9年間だったんじゃないかなと思っている。全力で出しきったので、後悔なく終わることができたかなと思う」。

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古賀紗理那
次の舞台はアメリカ LAへ

帰国したチームジャパン。4年後への思いを語った。スケートボード・金・堀米雄斗「3連覇を狙いたい」。近代五輪・銀・佐藤大宗、卓球・張本智和のコメント。

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激闘の17日間 数々の名場面/パリパラリンピック 今月28日開幕

パリ2024パラリンピック競技大会。現地時間8月28日〜9月8日。22競技549種目。日本代表選手団のスローガンは「挑め、自分史上最強。」。東京大会では金13、銀15、銅23。

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ミライからの手紙
2053年 スター選手が生まれない?

未来の予測などから現代の課題と対策と考える。第1回のトークテーマは「スポーツ界のスーパースターは生まれなくなってしまうのか」。今の野球界のスーパースターといえば、日本が世界に誇る二刀流、大谷翔平選手。大谷選手に憧れて野球を始める子どもも多いと思う。中学校の野球部の部員数は、ピーク時だった2014年度はおよそ22万人、1校当たり25.2人。昨年度はおよそ13万人、1校当たり16.6人。29年後の2053年度にはおよそ2万人、3.9人。1校だけでチームが組めないという推測が出ている。

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大谷翔平
2053年 スポーツ危機「野球部」の存続

野球人口はなぜ減っているのか、東京・有楽町で街頭インタビューを実施。野球といえばスポコンの代表格。特に丸刈りのイメージが強かった。創部120年の歴史を持つ、和歌山耐久高校野球部(和歌山県・湯浅町)。ことし春、センバツに出場した。耐久高校野球部では、2021年から頭髪を自由化。きっかけは監督と地元の中学野球の指導者との会話だった。耐久高校・井原正善監督「頭髪が丸刈りだからと野球を諦めるのは、本質とずれるんじゃないかというところで、思い切って変えてみた」。丸刈りの決まりがある高校(日本高野連):2018年度76.8%、2023年度26.4%。時代は脱丸刈りへと進んでいるよう。神奈川県座間市のグラウンドでは、神奈川県の高校7校で結成された連合チームが練習に励んでいた。お盆真っただ中の14日、連合チームが合同練習を行っていた。今回話を聞いたのは、ことし夏の予選に、釜利谷、田奈、永谷、横浜明朋、三浦初声、海洋科学、平塚農商の7つの高校が集まって出場した合同チーム。一番遠い学校で50キロ以上離れている。高校野球の連合チームの始まりは1997年。27年経ったことし夏の予選には、全国で403校が連合を組み、133チームが参加。連合チームが増え続ける現状について、監督に尋ねると。7校連合・相澤怜監督「決してこれ(連合が)、増えることがいいことだとは思ってない。やっぱり部員不足が進行している一番の象徴かなと思うので。高校野球を将来につなげていくための一つの方法、手段。そこが連合チームの役割、重要なとこかなと思う」。

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和歌山県立耐久高等学校座間市(神奈川)日本高等学校野球連盟有楽町(東京)湯浅町(和歌山)選抜高等学校野球大会
2053年 スター選手が生まれない?

野球人口減少の要因について、リディラバ代表・安部敏樹(ソフトボールチームの監督)は「いろんな要因があるが、一つは場所がない。グラウンドとか公園とかで、ボール遊びができづらくなってる。あとはお金の問題もあると思う。親御さんの負担がやはり少し大きい。さらには地域の指導者不足もある」。野球人口減少の背景について、耐久高校・井原正善監督「道具面やチーム運営で、他の競技と比べるとお金がかかる」。グローブ1〜6万円、バット数千円〜3万円。他にもユニホーム、スパイク、ボール、遠征費用なども。千葉県の野球専門店ではバットのサブスクを導入(定額利用)。部活動のピンチ。中学校の運動部の人数(日本中学校体育連盟の加盟生徒数):2023年度約181万人、2053年度約124万人。全国中学校体育大会は2027年度以降、9競技取りやめ(水泳、ハンドボール、体操、新体操、スケート、相撲、ソフトボール男子、アイスホッケー、スキー)。教員の負担軽減も理由の1つ。

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2053年 スポーツ危機… スター誕生のカギ

愛知県半田市にあるソシオ成岩スポーツクラブ。施設ではフィールドホッケー、バドミントン、野球など、会員ならどのスポーツにも参加できる。ソシオ成岩スポーツクラブ・榊原孝彦マネージングディレクター「われわれが目指しているのは、自由にどれにでも参加できる。種目ごとの垣根のないクラブを作りたい」。コーチはクラブスタッフのほか、地域の指導者などが各競技にいて、バスケットボールは元実業団の選手が教えている。希望すれば複数のスポーツを教わることもできる。中学3年生の脇島良惟さんは学校のバスケ部に所属しながら、クラブではバスケと陸上を習っている。陸上では110mハードルで愛知県1位になり、全国大会への出場を決めている。脇島さん「けがしにくい体になった感じはある」。2つの競技をするメリットは、肉体の発達以外にも。中学2年生の岡戸花憐さんはもともとは2つの競技(バレーボール、卓球)をしていたが、今卓球のみ。岡戸さん「子どものうちからいろんなスポーツを知れるのがいいなと思う」。実際に経験したからこそ、選択が生まれる。学校にない硬式テニスやフィールドホッケーなどの種目があるのも魅力。2018年には、地域スポーツのモデルケースとして、スポーツ庁初代長官の鈴木大地さんが視察に来ている。スポーツライター・小林信也さん「仮に子どもがある年の半分になったら、各競技で奪い合いみたいになる。ひとりが4つやれば、数で言えば子どもは4倍に増える。それはすごく重要だと思う。ぜひやってもらいたい」。1人が複数の競技に触れられる環境を作ることが、子どもの可能性、日本スポーツの可能性を伸ばす一つの方法かもしれない。

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ソシオ成岩スポーツクラブ半田市(愛知)鈴木大地
2053年 スポーツ危機… スター誕生のカギ/子どもの可能性

安部敏樹は子どもの可能性について「学校を通してのアウトリーチ」「指導者、お金、場所、社会での負担の分かち合い」を挙げた。

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ソシオ成岩スポーツクラブ
(気象情報)
気象情報

台風7号の進路予想や全国各地の天気を伝えた。強風・高波注意 関東は猛暑復活。

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台風7号鴨川市(千葉)

週間天気予報を伝えた。

(エンディング)
エンディングトーク

安部敏樹は「自民党総裁選が盛り上がるのは目に見えている。野党第一党の立民の代表戦も大事だと思う」とコメント。

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自由民主党総裁選挙
次回

「ウェークアップ」の次回予告。

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