- 出演者
- 山本隆弥 蓬莱大介 中谷しのぶ 足立夏保
オープニング映像が流れた。
フリースタイル74キロ級・準決勝の高谷大地選手は、初のオリンピックで決勝進出を果たし、メダルを確定させた。
レスリング女子62キロ級・ 準決勝の元木咲良選手は、リードを許す苦しい展開になった。しかし、第2ピリオドで見事な投げ技からホールを奪い逆転勝利だ。こちらも決勝進出を決めた。
8年前に取り逃がした金メダルをつかむため決勝に臨んだ樋口黎選手。同点で迎えた試合終了間際に妻・優貴さんの前でついに金メダルを掴んだ。そして、支えてくれた妻へ金メダルを捧げた。
決勝戦まで圧倒的な強さを見せてきた桜井つぐみ選手。確実にポイントを広げていく。そして、日本にレスリング競技最多タイとなる5個目の金メダルをもたらした。
2大会ぶりのメダルを目指す、男子・400メートルリレー。 最後までメダルを争ったが結果は5位。
ゴルフ女子・第3ラウンド、3アンダー首位と5打差の6位タイでスタートした山下美夢有選手。3番に続いて10番・15番そして18番と4バーディー。スコアを伸ばし、トータル7アンダーでフォールアウト。3位タイとなった。
オリンピック開幕まで3か月を切った段階でペアとなった2人。比嘉もえ選手と佐藤友花選手が出場したアーティスティックスイミング・デュエット・テクニカルルーティン。狙うは、2大会ぶりのメダルだ。演技を終えた時点でトップに立ったが結局6位になった。
パリで開催されたのは、新競技・ブレイキンだ。日本は2人の選手が登場した。福島あゆみ選手は準々決勝で惜しくも敗退したが、湯浅亜実選手は決勝まで勝ち上がり、結果は見事初代オリンピック女王に輝いた。
始まる前はテロへの懸念が渦巻き不安の声も聞こえていたが、まだ大会途中とはいえ、もうすでに多くのパリ市民が「このオリンピックは大成功だ」と口にするほどの熱気に包まれている。レスリングは日本選手がメダルラッシュ。金メダルを獲得した女子53キロ級・藤波朱理は中学2年生から公式戦137連勝中。男子グレコローマンスタイルでは文田健一郎、日下尚が金メダルを獲得した。
金メダルが16個、銀が8個そして、銅が13個だ。体操日本で新たなスターが誕生した。団体と個人合わせて金メダル3個と銅メダル1個を獲得した。帰国後まもない岡慎之助選手を単独インタビューした。早速、獲得した4個のメダルを見せてもらおうとしたが、岡慎之助選手は、メダル4個をぶらさげると首が筋肉痛になってしまうとのことだ。2キロの重さになるとのこと。初めてのオリンピックを振り返って今思うことについて岡選手は、「最高の舞台だった。大きく堂々とできたのが本当に良かった」などと語った。また、「着地の強化をしようという課題があってずっと取り組んできた」などと話した。今後の目標については、「連覇を続けて、内村選手がやってきたように勝ち続けられるような選手になる」などと語った。またプレッシャーについては、「楽しみ、常にチャレンジャーと思っているので」などと語った。
オリンピックも残りわずか、後半戦の名場面を一挙に振り返る。斉藤立選手は、「4年後は自分が引っ張っていく選手になれるように頑張ります」などと語った。
団体・個人合わせてメダルは5個だ。今や日本の新たな”お家芸”とも言えるフェシング。個人初の金メダルに輝いた加納虹輝選手。今回獲得した日本のメダル数について加納選手は、「フランスに日本が勝ったということは、日本の実力が相当高い位置にあると改めて感じる」などと語った。加納選手にとって”フェンシング”は、「趣味の延長線上で僕はフェンシングをやっている、オリンピック連覇した選手は僕が知る限りいないそこを目指したい」などと語った。
京都のフェンシングクラブ。今月末の全国大会に向けた練習が行われている。大柴光朗コーチ代表は、「オリンピックが終わってから問い合わせが結構ある、何十年かけてフェンシングが世界で勝てる選手を輩出するという気持ちが今につながっているのかな」などと話した。まさに実力人気ともに急上昇のフェンシングだ。しかし、フェンシング協会の張西厚志さんは、「本気でメダルを取る気があるかが一番最初に感じた」などと話した。実は、20年前のアテネオリンピックまでは日本フェンシングのメダル獲得数は、ゼロだった。外国人コーチ探しに奔走した。その中で出会ったのが18年に渡って日本代表を支えたウクライナ人コーチ・オレグ氏だった。張西さんは、オレグ氏に情熱を感じ「500日合宿をしよう」ということになった。すべてはメダルのために予算を注ぎ込み選手を支え続けた。そして、北京オリンピックで銀メダリスト・太田雄貴が生まれた。
フェンシング日本代表江村美咲が生出演。今の気持ちについて「色んな方にメダルを見せて自分以上に喜んでくれる人がいるので嬉しい気持ち」と話した。両親との会話について「家族とは現地で会うことができてハグをみんなでした」と話した。開会式での旗手について「沢山の方が日本の国旗を持って声援を送ってくれて感動した」と話した。フェンシングの種目の違いについて「当たりどころによるが痛くないときもあればミミズ腫れができるくらいのときもある」と話した。こだわりについて「アクセサリーをつけたまま出場する」と話した。次の目標について「自分を回復させて切り替えられたら前に進みたい」と話した。
俳優・橋本環奈、上白石萌音が主人公を演じる舞台「千と千尋の神隠し」が、ことし4月からロンドンで上演されている。初の海外公演開幕までの貴重な映像を紹介。ロンドン公演は現地時間の今月24日まで行われる。米国・ロサンゼルスで行われた北米最大級のアニメの祭典「アニメエキスポ2024」で、ひときわ盛り上がりを見せたのが、「僕のヒーローアカデミア」。主人公を演じる声優・山下大輝が登場すると会場は大歓声に包まれた。また世界に先駆けて、日本で先週末公開された映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」(全国東宝系)は、週末の興行収入ランキング1位に。さらに漫画は世界累計発行部数1億部を突破しているが、今週、週刊少年ジャンプの最新号で連載が終了。10年続いた物語が幕を閉じ、反響を呼んだ。
来月下旬に行われる予定の自民党総裁選。今週、日程などを決める選挙管理委員会が初会合を開いた。再選を狙う岸田総理。一方、いち早く事実上の出馬表明をしたのが石破茂元幹事長。世論調査では、次の総裁候補として1位になるなど圧倒的な知名度を誇る。過去4度挑戦した総裁選はいずれも敗北。しかし、今週出版した本「保守政治家 わが政策、わが天命」(講談社)では、強い覚悟をにじませた。「どんなに努力しても、総理にはなれないということがありうる。ただ、天命が下ったときに、能力が足りないという言い訳は許されない」。そのほか、自民党総裁選の顔ぶれは誰になるのか。
ブラックマンデーの再来か。月曜、日経平均株価は一時4700円以上値を下げ急落。ことし、バブル期を超え、先月、最高値を更新したばかりだったが、米国の景気減速への懸念と、先月末の日銀の利上げにより一気に円高が進み、輸出企業株などが売られた。売りが売りを呼ぶ、パニック安。終値は3万1458円42銭と、1987年のブラックマンデーを超える過去最大の下げ幅となった。しかし翌日は一転。日経平均株価の上げ幅は3400円を超え、過去最大の上げ幅を記録。結局、週間では884円下落して取り引きを終えた。政府が国民に投資を推進する中で起きた歴史的な暴落。おととい開かれた資産運用セミナー(投資信託相談プラザ/神戸市内)では、ファイナンシャルプランナー・熊取谷峻さんが「長い目で見た中長期的な、3年、5年、10年、そういう先を見据えて投資する。今は分散が基本的には必要になる」と話し、参加者の中には株価の状況を不安に感じている人も。毎日午前2時に起きて、決算情報や企業ニュースを調べ、株を売買している88歳のデイトレーダー・藤本茂さんを取材。およそ70年かけて、こつこつ築いた資産は20億円。藤本さん「10年に1回、20年に1回、必ず予期せぬ相場がある」。パニック安の一因となったと見られる日銀の利上げ。株価の乱高下を受け、日銀は。日銀・内田副総裁「不安定な状況のときに、利上げをするということはない」。修正とも取れる発言により、一気に円安株高が進んだ。日銀が利上げに踏み切った背景に、春闘での大企業の賃上げ実現があるが、働き手の7割を占める中小企業ではハードルがあると商工会議所の担当は話す。大阪商工会議所・松岡誠中小企業振興部長「中小企業については、まだまだ価格転嫁ができない。原材料とか、エネルギーについてはできるが、賃上げについては各社の努力、自助努力が必要じゃないかというような意見も多く、ちゃんとした価格転嫁が必要」。不安定な株価が今後、日本経済に及ぼす影響は。
今月日経平均株価は過去最大の上げ幅と下げ幅を記録した。また、円相場では先月から1か月約20円円高ドル安が進んだ。6月の実質賃金は+1.1%と2年3か月ぶりのプラスである。一方、消費支出はマイナス1.4%と2か月連続のマイナス。NISA口座数は増加している。資産形成には長期積立分散投資。