来月下旬に行われる予定の自民党総裁選。今週、日程などを決める選挙管理委員会が初会合を開いた。再選を狙う岸田総理。一方、いち早く事実上の出馬表明をしたのが石破茂元幹事長。世論調査では、次の総裁候補として1位になるなど圧倒的な知名度を誇る。過去4度挑戦した総裁選はいずれも敗北。しかし、今週出版した本「保守政治家 わが政策、わが天命」(講談社)では、強い覚悟をにじませた。「どんなに努力しても、総理にはなれないということがありうる。ただ、天命が下ったときに、能力が足りないという言い訳は許されない」。そのほか、自民党総裁選の顔ぶれは誰になるのか。