大統領選を翌日に控えた韓国。ネット空間ではフェイク動画が反乱していた。韓国では2023年に公選法が改正され、投票日の90日前からフェイク動画は使えない。しかし、中央選管の削除以来は1万件以上。今回の大統領選は、ユン・ソンニョル氏が4月に失職したことで急遽行われることになった。立候補者は6人だが、実情は与党と野党の一騎打ち。与党「国民の力」から出馬しているのは、キム・ムンス候補。対する野党「共に民主党」の候補者は、イ・ジェミョン氏。イ・ジェミョン氏と言えば、対日強硬派として知られてきた。もし大統領になった場合、日韓関係は一昔前に戻ってしまうのか。前回の大統領選では20代、30代の投票率が70%を超えた、その多くが無党派層のため若い世代の支持が勝敗を左右する。「日本と敵対すべきでない」という考え方は一般的になってきているという。