店頭販売が始まった備蓄米について、2日も朝から購入する人の列ができていた。流通大手・イオンではおととい都内で1店舗、きのう全国3店舗で備蓄米の先行販売を開始した。大千葉県でも備蓄米を購入すべく、開店前にも関わらず行列ができていた。街から聞こえるのは小泉大臣の政策への”感謝”の声だった。一方、国会から聞かれたのは野党からの追求の声である。そんな中発表されたコメの平均価格は5キロあたり4260円と前の週より25円値下がりした。ただ依然として去年の同時期の2倍以上となっている。”備蓄米販売”でコメ価格は安定するのかに対し、専門家は「たちまち下がるのは結構厳しい部分があるが備蓄米が流通していけば、5キロで4000円切るとかそれくらいまで下がるといい」などと話した。コメの”適正価格”については「5キロで安くても3000円切るくらいの2000円後半が現実的なラインで来年の秋ぐらいに落ち着いてくるのではないか」などと話した。