今大会日本からは44人の選手が出場し、海外で行われる冬のパラリンピックとして最多。うち北海道出身の選手は3人。パラリンピック初出場を果たした源貴晴選手は、スキーとスノーボードでは唯一の北海道出身。車いすでは僅かな雪でも身動きが取れず生活するのも大変で、競技をするには新たな支えも必要になるなど課題がある。かつてパラバイアスロンNTCに選ばれていた北海道・網走市の射撃場はかつて代表選手合宿も行われていたが、2年で指定を外れた。ボランティア確保の難しさや、利便性の高い本州に別の施設ができたことなどが要因。今は同じ雪国の長野が国内拠点の一つとなっている。国内で初めて開催された冬のパラリンピックがきっかけで、北海道にはないパラリンピックの経験が生きている。選手の拠点となる施設には、車いすの移動を減らせるよう専用駐車場をゲレンデのすぐ横に複数設置するなど支える側の工夫があった。
