鎌倉幕府を開いた源頼朝ゆかりの神社として知られる鶴岡八幡宮。由緒あるこの場所会見が行われた。会見に出席した吉田茂穂宮司は神社本庁から離脱することを決断したと表明し、神社本庁の最高権威である統理が「蔑ろにされている」などとして執行部を批判した。神社本庁を離脱した理由については「ここ十数年来、恣意的独善的状況がみられると受け止められている。内部から正常化を目指すことは断念せざるを得ない」などと説明。今月3日付けで正式に離脱したということだ。吉田宮司は現状、神社の運営に大きな影響はないとしながらも「ご参拝の皆様にも引き続きご安心いただけるよう努める」などと話した。