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「滋賀医科大学」 のテレビ露出情報

実は回し蹴りされたというのは嘘で教師は「鉄パイプで殴られていたと裁判の時に言っていた」と話した。どちらにせよただ事ではないと思い「警察や担任に言おうか」とも言ったが娘は母の恐怖心からか拒否した。教師は「早いところ公にした方がいいと言ったが彼女としては”言わないでくれ”としか言わなかった」という。ディレクターが教師に「あの時公にしていたら事件は防げたか」との質問に対し教師は「本人も隠しているし母親も表面的には取り繕って良い家族を演じていた。あの母親は何をするか本当に分からない。警察に話した所で気づくかまでは難しい」と話した。どんなに引き離したとて母親は娘を確実に追い詰めただろうと教師は言った。唯一の希望は大学受験が終わった時期になるだろうと思われたが、2005年「現役受験失敗」を皮切りに娘にとって「9浪の地獄」が待っていたのだ。
勿論20歳を過ぎた娘はそれから何度も母親の元から飛び出して自分の道を生きようとした。しかし高校時代の恩師は「その時は事前に母親にバレて連れ戻された。2回目の時は探偵を雇うほどであった」と話した。母親の監視の元、20歳を超えても「受験勉強」をさせられた娘は9浪の末、滋賀医科大学に合格した。この時27歳であった。ついに母親が目指した大学に合格したものの「医学科」ではなく「看護学科」だった。「助産師になることを条件」とした母親にとってギリギリの妥協点であった。その後母親は観葉植物に夢中になるなど、娘から目を離すようになった。そして娘自身も看護師のやりがいに目覚め、特に子供の頃の夢だった手術看護師になる夢を抱くなど充実したキャンパスライフを送っていた。ところが2017年の春、3年生に進級する前に事件は起きた。大学受験前に母親と約束した「助産師課程専攻選抜」に不合格となっていたのである。ここから再び母親の呪縛が始まる。「助産師になることが条件で大学に入れてやったのに、それすらなれないのなら大学なんて辞めてしまえ。また約束を破りやがって。死ね」と母親からのLINEはまさに地獄絵図。娘は「本当に申し訳なく思っています。助産学校の合格は実現させたいと思っています」と敬語で返信した。この時娘は大学附属病院の看護師に内定し自分の見つけた道に進もうと強く願っていたという。
しかし母親は内定辞退と大学を退学させ、助産師学校の受験を強要した。それは地獄の浪人生活に逆戻りという意味を示していた。そしてある事件をきっかけに娘は限界を迎える。それは2017年12月20日。娘が隠し持っていたスマホが見つかった。母は怒号を挙げながらスマホを破壊し娘に「土下座してこの私に謝れ」と言った。この時に母が撮った写真は後に裁判記録として提出され、娘自身もこの時が「最後のトリガー」だったと証言している。もう母を殺るしかない、それが呪縛から抜け出す為の唯一の方法だったと娘は考えていた。そして2018年1月20日未明に「母を殺害」した。その日の午前3時42分、娘はSNSで「モンスターを倒した。これで一安心だ」と投稿した。事件が発覚したのはおよそ2ヶ月後のこと。「ブルーシートの家」、母と娘のバックボーンを知らなければ誰もがそう呼んだであろう。
だが先生や友人たちは違った。高校時代の恩師は「第一報を聞いた時はとうとうブチ切れたか。9年間もあの状況で本当によく生きていた。途中で死んでてもおかしくない状況だった」と話した。同級生は「当時一緒に住んでると思ってなかったので、あの状態で一緒に住み続けてたら、こういうことが起こってもおかしくない」と話した。教師は「教育虐待を受けている人は自分の方から助けを求めて欲しい。何もしないでくれと言ったら手の出しようがない」と話し、同級生は「子供同士で助けようと思っても知っている知識でしか動けない。事情を聴いて逃げられる場所を教えてあげたらそんなことしていない」と話した。事件の裁判で当初娘は母の殺害については一貫して否認し、一審では懲役15年の実刑判決を受けていた。しかし控訴審では一転し殺害を認めた。一貫していた否認から一転し母親の殺害容疑を認めた理由を娘はこう語っている。
住所: 滋賀県大津市瀬田月輪町
URL: http://www.shiga-med.ac.jp/

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月6日放送 22:00 - 22:54 テレビ東京
ガイアの夜明け独占密着 続・病院を再生せよ!
学閥争いで医師が大量退職するなど危機的状況にある滋賀・市立大津市民病院。新たに始めたのはドクターカーの取り組み。消防からの要請で出動し、現場から病院へ搬送するほか、車内で治療も可能。この日治療に当たったのは、1月の能登半島地震でも災害派遣医療チームの一員として活動した千葉さん。1人の医者として患者を助けたい気持ちから、医局には属さず。
学閥争いで医師が大量[…続きを読む]

2023年10月21日放送 14:30 - 15:25 フジテレビ
Mr.サンデー”教育虐待”の果てに 彼女が実母を手にかけるまで
高校3年生となった年、大学受験を控えた三者面談で教師は母親にこう釘を指している。教師は「はっきり言ってこの成績で医学部医学科は非常に厳しい。志望校の再考をすすめる」と話した。それは現実を全く見ようとしない母への忠告だったのかもしれない。だからこそ教師は看護学科を勧めるという現実的な進路を用意し無理のない将来を勧めたのだが、母親は「何なのあの担任は。医師にふさ[…続きを読む]

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