- 出演者
- 松下奈緒
オープニング映像。
滋賀県にある市立大津市民病院。京都府立医科大学・京都大学からそれぞれ医師が派遣されており、その学閥争いで医師が大量退職。医療崩壊の危機にあったが、別の病院から赴任してきた日野新院長が改革。院長自ら両大学や地域のクリニックに直接出向くなどした。
学閥争いで医師が大量退職するなど危機的状況にある滋賀・市立大津市民病院。京都府立医科大学から新たに着任してきた卯津羅さんは33歳。新院長で病院の改革に取り組む日野さんに憧れているんだそう。
学閥争いで医師が大量退職するなど危機的状況にある滋賀・市立大津市民病院。乳腺外科で部長を務める川口さんは三重大学卒。このポスト、以前は京都大学系の医師が就いていた。この日、地域のクリニックへあいさつ回り。以前は自宅そばの病院に勤務していたが、現在は1時間かけて通勤。人事には逆らえず、戸惑うことも多かったんだそう。
学閥争いで医師が大量退職するなど危機的状況にある滋賀・市立大津市民病院。近年は赤字が2年続くなど経営が厳しい状況。新理事長・河内さんはこの日、地元自治会の会合に院長と共に出席。一連の問題を受け、現在の状況や取り組みを説明。目指すは「地域に出ていく病院」。
番組はTVerで配信。
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学閥争いで医師が大量退職するなど危機的状況にある滋賀・市立大津市民病院。新たに始めたのはドクターカーの取り組み。消防からの要請で出動し、現場から病院へ搬送するほか、車内で治療も可能。この日治療に当たったのは、1月の能登半島地震でも災害派遣医療チームの一員として活動した千葉さん。1人の医者として患者を助けたい気持ちから、医局には属さず。
学閥争いで医師が大量退職するなど危機的状況にある滋賀・市立大津市民病院。4月からは訪問診療を開始。この日治療にあたったのは、今春から赴任してきた大町さん。医師の高齢化により訪問診療を取りやめるケースも多いなか、これまで地域の診療所が担ってきたような事業も担う。
学閥争いで医師が大量退職するなど危機的状況にある滋賀・市立大津市民病院。2019年には学閥争いで産婦人科医が引き揚げており、分娩の休止は今も続いている。こうした問題を受けて幹部が一新。産婦人科病棟を開放し、学生への指導が行われている。空いた病棟を地域に還元することで助産師を育てたい、と指導に当たる川島さんは語る。
学閥争いで医師が大量退職するなど危機的状況にある滋賀・市立大津市民病院。地域の病院にオペ室の使用を許可したり、一部業務を病院側で担うなどの取り組みを実施。この日治療に当たった橋口さんは以前、京都大学の医局に所属。同僚が多く辞職する中、患者のことを考えて残留を決断したんだそう。
学閥争いで医師が大量退職するなど危機的状況にある滋賀・市立大津市民病院。麻酔科の橋口さんは今春昇進。史上初の女性副院長に。持ちかけたのは院長の日野さん。「出来る人が仕事をするのは当たり前」「この病院が地域で必要とされる存在であるために やれることを一生懸命やる」など話す。
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