- 出演者
- 松下奈緒
オープニング映像。
高齢者の人口が増えるのに伴って、高齢ドライバーが起こす事故が増えており、社会問題になっている。宮崎県のえびの市は人口の44%が65歳以上だ。そんな、えびの市唯一の自動車教習所「えびの高原ドライビングスクール」で高齢者講習が行われた。この教習所では運転寿命を伸ばすためのエクササイズ授業が行われている。今回は高齢ドライバーが安全に運転できるように奮闘する人たちを特集するという。
交通事故を減らすという取り組みを行っている会社「ジェネクスト」は、保険会社などから依頼を受けて交通事故を鑑定している企業だという。この会社ではドライブレコーダーでの映像分析などで実績があり、この会社の原点は社長の父が起こした交通事故があるという。この交通事故は当初は過失割合が9対1で父が不利だったが、事故鑑定によって2対8に逆転したという。このことをきっかけに社長は正確な事故鑑定の必要性を感じるようになったという。またこの会社は事故鑑定以外にもいろいろな依頼を受けている。
社長の笠原一は新たな試みに着手しようとしていた。それは高齢者の事故を減らすという試みだという。そこで横浜市と1ヶ月半高齢ドライバーの運転状況を記録するという実証実験を行ったという。そこで「AI-Contact」というアプリを使って運転を記録していった。そこで自裁に運転記録を行った高齢者の記録の様子が伝えられた。
番組はTVerで配信。
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横浜市とジェネクストが行っている実証実験から1ヶ月が経過した。そして参加した香田辰彦と宇佐美利美へ結果が伝えられた。香田辰彦はほぼ満点。宇佐美利美は一時停止の違反が多いことがわかった。結果を受けて宇佐美利美は意識的に運転するようになったという。
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- 横浜市(神奈川)
次は高齢ドライバーの弱点を技術の力でサポートできないかという自動車メーカーの挑戦を追う。マツダの試験場で安全技術の体験会が行われた。そこでドライバー異常時対応システムという緊急事態で車が自動停止するシステムの様子が伝えられた。
三次市の川西地区では住民の移動手段に問題があり、そうした中でマツダは「支えあい交通」という、運転できる住民がドライバーになって地域住民を医療機関などに連れて行くサービスを行っているという。ただこのサービスには大きな課題があるという。
三次市の川西地区でマツダは、住民の足になるプロジェクト「支えあい交通」を続けている。ただこの「支えあい交通」のドライバーも70代や60代後半で高齢化が進んでいるという問題があるという。そこでマツダは高齢ドライバーを支えるさらなる技術開発を行っているという。
マツダは広島大学との共同研究で異常を察知する新技術を開発しており、2025年に実装を目指しているという。川西地区の「支えあい交通」にもいち早く導入する見込みだという。
エンディングでは松下奈緒が「日本はこれからも高齢化が進んでいくので、みんなが安全に移動できる方法をいち早く見つけないといけない」と語った。
番組の次回予告。
「ガイアの夜明け あの主人公はいま…」はテレ東BIZで配信。