きょう、日本と中国の検疫に関する協定が発効され、停止していた日本産牛肉の中国への輸出が24年ぶりの再開される見通しとなった。東京・新宿区のパンドラ匠は、客の半分以上が海外からのお客さんだといい、日本産の黒毛和牛が人気。この牛肉を巡ってきょう、自民党の森山幹事長は「24年ぶりの中国への牛肉の輸出が始まる」などと述べた。大阪・関西万博の行事に合わせて日本を訪れた中国の何立峰副首相と会談し、検疫に関する協定が発効された。2001年に日本でBSE(牛海綿状脳症)が発生し、中国への輸出が停止していた日本産牛肉。パンドラ匠の料理長は和牛の高騰もある中で、日本のお客様に高い値段で提供しないといけなくなってしまうのかなという懸念材料もあると話していた。小泉農水相は、一日も早く具体的な成果を出せることを期待しているなどと述べていた。先月に中国は日本産水産物の輸入再開を発表したばかり。