- 出演者
- 松下奈緒
オープニング映像。
明石海峡大橋でつながる淡路島。人口は約12万人。年々、観光地として人気に。瀬戸内海を一望できる「幸せの階段」、しらすピザなどの商品で人気のレストラン「ミエレ」 など、名所も多数。かつて、阪神・淡路大震災以降は衰退の一途をたどってきたという。
番組はTVerで配信。
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淡路島西海岸にある「フロッグスファーム」は、飲食店やホテルなどの施設が集まるエリア。大盛況なのは、瀬戸内海でとれた魚を使った寿司を振る舞う店や、現地産の食材に拘ったラーメン店など。年間39万人が来場。ここに最初にできた店「ガーブ コスタ オレンジ」は、海の見えるテラスが売りのイタリアンレストラン。これを手掛けた佐藤さんは、エリアの一角に廃校を再利用した飲食店も開業。利用者の多くは地元民。
淡路島で飲食店事業など手がける佐藤さん。次のプロジェクトは、島最南端の崖の上にイタリアンレストランを作る計画。東京の本社に出向き、この「ワーストロケーション」に店を作りたいと力説。付近の離島・沼島の漁師らに協力を仰ぐなどして食材を調達。
淡路島北部にある観光スポット「ニジゲンノモリ」。人気ゲームやアニメを題材にした体験型テーマパークで、「ドラゴンクエスト」「クレヨンしんちゃん」などの世界観が楽しめる。実物大のゴジラの口の中に入るアトラクションなども。手掛けたのは人材派遣大手のパソナグループ。95年の阪神・淡路大震災により消滅可能性都市となった淡路島に、2020年に本社機能の一部を移転。
淡路島に本社機能の一部を置くパソナグループで地方創生事業責任者を務める伊藤さん。手掛けたアニメ体験型テーマパーク「ニジゲンノモリ」は、県立淡路島公園に2017年に開業したもの。外国人観光客などから人気となり、来園者数も増加。絶景を見ながら座禅が体験できる施設なども。伊藤さんが目指すのは、「人を活かす」「社会の問題点を解決する」ということ。その一環として、アーティストやダンサーなど130人が正社員として勤務。働きながら舞台公演なども行っている。
淡路島に本社機能の一部を置くパソナ。ここで働く浅井さんは淡路島出身。雇用を生み出してくれたパソナには感謝しているんだそう。島内にあるイオンはパソナのオフィスに。淡路市ではパソナの移転を機に転入者が増加。若者も増え、税収は倍になったんだそう。観光客としては日帰り客が多いのが課題。パソナでは、「農業のある暮らし」を体験する施設を来春に開業予定。木造高級ホテルなども予定しており、長期滞在してもらう場所を作りたい考え。万博がある来年、阪神・淡路大震災から30年。
兵庫県南あわじ市、アクセスの悪い崖の上に開業予定のレストラン。手がけるのはバルニバービの高上さん。淡路島は地中海に近い温暖な気候。これを生かしてトマティーヨ(メキシコ原産)など手がける柴山さん。これを店の商品に使おうと、高上さんが交渉。
兵庫県南あわじ市、アクセスの悪い崖の上にレストラン「トラットリア アマランチャ」がプレオープン。瀬戸内海を見渡せるロケーション、南イタリアをイメージしたテラス席など持ち味。初日、地元客で賑わった。振る舞われたのは、新鮮な地元産食材を使ったインパクトのある料理など。出店を決断した佐藤さんは「思った通りの店ができた」など語る。
淡路島で飲食店事業など手がけるバルニバービの佐藤さん。次に目指すは、山の頂上にホテルを作る計画。日の出から日没までを太陽とともに過ごせる場所だという。今後、四国にある手つかずの森などでも開発を手掛けていきたい考え。
「ガイアの夜明け あの主人公はいま…」はテレ東BIZで配信。