フィギュアスケートGPシリーズ 第5戦フィンランド大会。SP1位坂本花織選手がフリーでも貫禄の演技を披露。演技冒頭の2アクセルは持ち味のスピードに乗ったジャンプで加点を引き出し、3サルコウは着氷するが回転不足の判定で減点に。それでも演技後半には高難度の3回転連続ジャンプを成功させカバーした。また磨き上げた表現力を発揮、自身初のGPシリーズ2連勝でGPファイナル進出決定したが、本人は結果に満足していない様で「本当にダメだと思っているので、もっと練習を積んで全部が質のいいものになるようにしていけたらなと思っています」などとコメントしている。男子では昨シーズンの世界ジュニア王者、三浦佳生選手が次々にコンビネーションジャンプを成功させると、最後はジャッジの前で決めポーズを見せた。GPシリーズ初優勝を飾り、2年連続でファイナルへの切符を勝ちとった。一方、全日本ジュニア選手権。SP4位から逆転優勝を狙う島田麻央選手、冒頭の3アクセルを成功させたが続く4回転ジャンプは失敗。その後のジャンプを次々ときめ、全てのスピンでレベル4を獲得し逆転優勝、荒川静香さん、安藤美姫さん以来、女子で史上3人目の3連覇達成。
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