運命の相手を探し求めて困難な旅を続ける男性がいた。介護福祉士の31歳男性。この日はお見合いで出会った8歳年上の女性と初めてのデート。男性はこの出会いを奇跡のように感じていた。婚活アドバイザー植草美幸さんの結婚相談所に入会して半年。男性会員の中では年収が低く、お見合いが組めずにいた。植草さんの指導の下、仮交際に進んだこともあったが、たった一度のデートで仮交際終了。良かれと思いメッセージのやり取りを10日間も空けてしまったことが原因だった。条件だけでなく、コミュニケーション力にも問題があった。幼い頃からサッカー一筋。高校時代は強豪校で青春を過ごした。しかし、大学1年生の時に潰瘍性大腸炎を発症。あまりの苦しさに大学を中退し、実家で療養生活を送ることに。症状が治まってからは清掃の仕事などを転々とした後、専門学校で学び、29歳で介護福祉士に。そんな男性のために植草さんがマッチングしたのが外資系企業の40歳女性だった。女性の年収は男性の6倍以上の2000万円超。離婚歴がある。年収2000万円以上の女性は相談所の会員の1.5%。男性の内面を見て仮交際を希望してくれた。結婚相談所のルールでは同時に3人まで仮交際が可能。デートで結婚感を確認しあい、お見合いから3カ月以内の成婚を目指す。包容力のある女性に男性はすっかり心を開いた様子。まるでプロポーズのようにアピールを続けた。2回目のデート。彼女と会うのは2週間ぶり。お店は彼女が選んだ。女性は笑顔で帰っていった。しかし、話を聞くと女性は身なりがダサいと思っているとのこと。以前、彼女はフォーマルなワンピースに対し、男性はTシャツ一枚だった。「好きだ」っていう気持ちがあるんだったら「何で努力をしないの?」と疑問に思っているとのこと。植草さんは「あれだけ稼いでいる人だから私生活にしても何にしても全て努力している。そのぐらいの人と一生を共にしようと思うんだったら、そこに近づいていかなきゃダメなの」とアドバイス。夜勤のない平日勤務の仕事に就いてほしいというのが女性の希望だった。病気を乗り越え一念発起して掴んだ今の仕事。介護職に限らず、夜勤や土日出勤のある仕事は婚活では嫌煙されがちな現実。とりあえず転職サイトに登録することに。
