諦めない松山はかつてコンサルティングした旅館などから出資を募り3200万円を集め再建に乗り出した。この時に経営者としてのやり方を変え現場への口出しをやめた。そのために作ったのがクレドという守るべき信条を書いた紙。現場を任されるようになったスタッフにも変化が現れ、ホテルの料理長は客に季節を感じてもらおうと提供する葉は自分が収穫したものでより客が喜べば嬉しくなるという。こうしたやり方で松山は現場をやる気にさせ評判を上げていき2年後に黒字化に成功させた。松山は依頼が100件来たらどれほど受けるのか?については2つか3つほどだという。その判断基準については独自性で、今までに魅力があるか、ピンと来るかどうかだという。また安藤忠雄氏の美術館のリニューアル案件についてはバブル時代に作った巨大な別荘のようなもので、建物は立地だが最初に売るか壊すのか、なにかに使うのかどうするか?という相談を受けたのが最初だったという。しかし開業当時はお客が中々来ず、そのしんどい時期は皆仲が悪く、いつやめてやろうかという雰囲気だったという。
住所: 愛媛県松山市柳谷町794-1
URL: http://setouchi-aonagi.jp/
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