雨不足の影響で、滋賀県の琵琶湖の水位が基準からマイナス63cmも低くなっている。水位の低下により、琵琶湖の固有種であるセタシジミの漁ではシジミがほとんど穫れず、さらに普段なら水の中に沈んでいる坂本城の石垣も露呈しているとのこと。雨不足による渇水は西日本全土で起こっており、各地のダムで貯水率が下がっているとのこと。愛媛県松山市の石手川ダムでは今月16日から取水制限が行われ、市は節水効果のあるシャワーヘッドを購入した人に助成金を出すなど節水を呼びかけている。こうした渇水の原因は台風の数の少なさと秋雨シーズンの短さにあり、今後もまとまった雨が降ることはしばらくないと予想されるとのこと。
住所: 滋賀県大津市瀬田1-21-19