在韓米国宇宙軍は現地での部隊創設から今月で2年となり、きのうは韓国軍と記念の式典を開いて、両軍が連携を深めていくことを確認した。これに合わせてジョンパトリック司令官がNHKの単独インタビューに応じ、北朝鮮の動向に関連して「われわれの衛星でいかなる種類のミサイル発射も追跡する。情報は韓国と共有され、日本やインド太平洋地域のパートナーとも共有される」と述べた。そのうえで約90人いる部隊の規模を「来年末までに2倍にできれば」と述べて、ミサイルの警戒態勢を強化する方針だと明らかにした。また韓国で非常戒厳をめぐって政治的な混乱が続いていることが、米韓両軍の連携に影響を及ぼすかという質問に対しては、「米韓両軍の関係は揺るぎないままだ。先週とまったく変わっていない」と述べた。